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概要 イントロ演出が多くなってきたのと、ひとつの演出の文章や画像を複数キャラに書いておくのは効率悪いので、まとめるページです。 プラグインのregion(対戦キャラ組み合わせ)とendregionで囲んでおくと見やすくなります。 並び方は自由ですが、可能な限りまとめると見栄えが良くなります。 ※容量が足りなくなったので分割しました。 1ページ/2ページ/3ページ 目次 概要 目次 内容マイナ 荒木 藤十郎 メディシスストーリー 対戦 スィルトネートストーリー 対戦 ストーリー 対戦 フィルトル ロナ エア アクセリナ 柳鶴 早霧 内容 マイナ (投稿者:トーリス・ガリ) +VSトリア VSトリア 武器を持ってないほうの手で口を押さえる、両者全く同じポーズ。 マイナ「とっ、トリアさん?」 トリア「まっ、マイナさん……」 マ&ト「意外……来てたんだ」 +VSリリー VSリリー 両者槍をぐりんぐりん回して突きつける。 リリー「覚悟できてる?」 マイナ「いつでも来いですわ」 リリー「勝ったらGCYRの司会交代ね」 マイナ「それとこれとは別ですわ」 リリー「えー」 +VSエクソダス VSエクソダス 唖然とするマイナに立ちはだかる老樹。 マイナ「なんでいるんです……の……?」 老樹「これも定めによるものか」 マイナ「結構俗なんですのね……」 老樹「霧の流れに従ったまでよ」 荒木 藤十郎 (投稿者:A4R1) +... +対キキ キ「本当に参加しちゃったの!?」 藤「参加出来ちゃった?」 キ「(半ば呆れて)アハハ…。」 +対イイ 藤「調子どうよ?」 イ「言うよかやったほうがよくわかんじゃねーか?」 藤「威勢がいいねぇ。」 +対リリ リ「他の参加者にいらない迷惑をかけたりしていませんよね?」 藤「必要な迷惑しかかけてないよ?本当だよ?」 リ「…そういう問題では…。」 +対ディナギア 藤「オイラに何かあったら…アイツに…『後の事は任せた。』…と…ダイニング(*1)メッセージを頼む…。」 ディナ「私がやられる事前提じゃない!?それ!!」 +対ナイト・ロウ・バイパー バイパー「俺の名を言ってみろ!!」 藤「あっらぁ~カズやん(*2)、ガラ悪くなっちゃって…智代ちゃんと喧嘩しちゃったの?」 バイパー「テメッ、ふざけやがってぇー!!」 藤「…人違いだったみたいね…。」 メディシス (投稿者:suzuki) +対ジークフリート ストーリー メディシスのノイエ・ツィールをジークがバックステップで回避 その後、トーテントレッテと2HS、5Cと5HS、お互いにバックステップをして初期位置に戻る メディ「やっと追いつきましてよ、今日という今日は覚悟なさい!」 ジーク「え、あの……」 メディ「その性根を叩きなおすって言ってるの! まったく、史上最強が聞いて呆れますわ」 ジーク「ご、ごめん……」 対戦 シュナイデ・タンツェとガルネージの相殺からバックステップ、初期位置へ 武器を構えた後にランダム会話 A.メディ「ほら、シャキッとする!」:ジーク「ご、ごめん……」 B.メディ「それじゃあ、始めますわよ」:ジーク「……お手柔らかに」 C.ジーク「……いつも、ありがとう」:メディ「い、いきなり何言ってるの!?」 +対スィルトネート シュナイデ・モーントとヴォルフ・ズィルバーの相殺後、ランダム会話 A.メディ「まだあの方にお熱かしら?」:スィルト「余計なお世話よ」 B.スィルト「お互いに、手加減はなしです」:メディ「怪我をしても知りませんわよ?」 C.メディ「戦う前から勝負は付いてるのに……」:スィルト「どッ、どこ見て言ってるのよ!?」 スィルトネート (投稿者:フェイ) +対メディシス ストーリー スィルト「次の相手は…貴女ですか、メディ」 メディ「先に言っておきますが、譲る気はさらさらありませんわよ?」 スィルト「当然です。貴女との戦績は負け越しでしたから…今日を勝って、少しでも返させてもらいますよ」 メディ「あら、ならば尚更負けるわけには行きませんわね…では」 スィルト「ええ…勝負!!」 対戦 ランダム会話 A.スィルト「それでは、改めて始めましょうかメディ」:メディ「ええ、存分に。スィルト」 B.メディ「あ、宰相閣下」:スィルト「……っ、に、二度目は引っかかりませんよっ」 C.スィルト「勝った方が今度のランチおごりということで」:メディ「あら、それは楽しみですわね」 +対ジークフリート ストーリー 画面外からのスィルトネートのブリッツ・シュプーア、リーニエ・シュプリンゲンをジークがグスタフで迎撃。 その後、スィルトネート登場。 スィルト「捕えましたよ、ジークフリート。そこは私の射程内です」 ジーク「……スィルト、ネート…」 スィルト「このような形で貴方と闘う事になるとは…いえ、このような形であることを、感謝すべきですね」 ジーク「……どうしても?」 スィルト「ええ。本気で、お願いします。帝国最強…!」 対戦 ランダム会話 A.スィルト「本気でなければ意味がありませんよ、ジーク」:ジーク「………わかった」 B.スィルト「ここで勝てれば、ギーレン様に……ふふっ」:ジーク「……あ、あの……スィルトネート…?」 C.ジーク「……スィルト、いつもありがとう」:スィルト「え? あ、は、はい……」 +対ブリュンヒルデ ランダム会話 A.ブリュンヒルデ「……この娘が…スィルトネート」:スィルト「お初にお目にかかります、ブリュンヒルデ様。…不躾ですが、お手合わせを」 B.スィルト「ジークの師にして、伝説の軍神…なんて気迫ですか…」:ブリュンヒルデ「…なるほど、怖気づかない…合格、ですね」 C.スィルト「…私が知らない頃のギーレン様を知っていて……」:ブリュンヒルデ「…妙な気迫を感じますよ、スィルトネート?」 +対アースラウグ ランダム会話 A.アース「スィルトねー様、いきますっ」:スィルト「ええ、どうぞ、アース」 B.スィルト「…そういえば、以前してやられましたね。油断はしませんよ」:アース「あ、あれは皆がいたからですけど…」 C.スィルト「…………既に胸囲………い、いえ、気のせい…」:アース「ね、ねーさま…?」 +対オロヴェ ランダム会話 A.オロヴェ「見つけたっ、我が同士!!」:スィルト「あ、貴方と一緒にしないで下さいっ!?」 B.オロヴェ「それじゃ、オススメカップリングについて語り合おうか」:スィルト「…っ、きょ、興味ありませんっ」 C.オロヴェ「……ここに秘蔵の宰相閣下本が…」:スィルト「…戦闘エリアの外に置きなさい。戦闘でボロボロにするわけにはいきませんから」 +対本気狩カ・ガノ・ヴィヂ 女王ゴ・スロ・リ 白イヒヴィッツ 伝説の最弱男トリーノ ランダムセリフ A.「っ……な、なんておぞましい……っい、いつも通り距離をとって戦えば…」 B.「き、気持ち悪いっ…! こ、こっちに来ないでくださいっ!?」 C.「こ、これと闘うなんて…これもギーレン様のためギーレン様のためギーレン様のため……」 +対黒旗系キャラ ランダムセリフ A.「あの時の借り……返させてもらいます!」 B.「…まだいたのですね。恨み、忘れてはいません」 C.「以前と同じようにいくなどと、思ってもらっては困りますよ?」 D.「…………腸をぶちまけろ…!」 フィルトル (投稿者:怨是) +VS ディナギア フィルトル 「たまたまこのような活躍の場が舞い込んで来たからと、浮かれているのではありませんか?」 ディナギア 「あなたは悔しいだけだ。自分の理論が認められないからって、八つ当たりしてるだけだよ」 フィルトル 「幼稚な捉え方です。製造からそれなりの年月が経っていながら、精神はまるで成長していない…… それがどれだけ危険な事か、貴女は少しでも考えるべきです」 +VS スィルトネート フィルトル 「久しく顔を合わせぬ内に、いささか凛々しくなられたようで」 スィルトネート 「貞淑のみが勝利をもたらすのではないと知りました。貴女はいかがお過ごしでしょうか」 フィルトル 「ご覧の通り」 スィルトネート 「然様で。ならばいつぞやの怨み、ここで晴らさせて頂くと致しましょう。参られませ」 フィルトル 「云われずとも」 +VS メディシス フィルトル 「直接の対決はこれが初でしたか」 メディシス 「あら、貴女は黒旗の。失せなさい。ステージが汚れますわ」 フィルトル 「お気づきでしょうか? そのステージの土台たる世界を汚しているのが、貴女のような特定MAIDだと。 ……消えるのは貴女です」 メディシス 「その粗末な武器で消せるものなら」 フィルトル 「粗末で結構。殺傷力は充分です」 +VS シーア シーア 「クールビューティーには程遠いな。目の下のクマで、折角の美貌が台無しだ」 フィルトル 「貴女のような輩が未だにのうのうと暮らしているせいです」 シーア 「ルフトバッフェは解散したが、それでもなお私達が怨めしいのかな?」 フィルトル 「貴女達なら、飛行部隊の方々の命を救えた筈です。ですが貴女は……力を持っていながらプロパガンダだけで終わってしまった! 英霊達が望む望まぬに関わらず、貴女には苦しみを与えねばならない!」 シーア 「やめろ。……戦争は、もう終わったんだ」 フィルトル 「……歯を食いしばりなさい。貴女を修正します!」 +VS 黒百合 フィルトル 「霊は使役するものでもなければ、現世に顕現するものでもありません。 恐れ敬うべきものです。貴女からは、この世の理とのずれが著しく見受けられる」 黒百合 「……」 フィルトル 「もと居た世界があるならば、そこへ帰る事。 さもなくば、この世界がオカルトに冒される前に、この私が力ずくで追放します」 黒百合 「貴女……憐れなくらい狭量ね」 +VS メリル フィルトル 「反逆者予備軍の忘れ形見、見逃す訳には行きません」 メリル 「……お姉ちゃん達を馬鹿にするな! 何も知らないくせに!」 フィルトル 「知る必要などありません。私は自らに課せられた課題を全うするのみ」 メリル 「難しい事は解らないけど、絶対に許さない……!」 +VS バイパー フィルトル 「己の感情だけで裏切る……劣等感ですか?」 バイパー 「人の事云えた口かってんだ! 能力持ちを僻んでるんだろ? お前らやっかみ屋連中はよ!」 フィルトル 「先天的な能力の上に胡坐をかき、精神の鍛錬を怠った輩が数多く居ます。 貴方とて同じです。そのような妙な武器が無ければまともに戦う事すら出来ない」 バイパー 「御託が長いぜ、ヒス女ァ。その汚ぇツラを冷凍されたくなかったらとっとと失せな!」 +VS アンソレンス フィルトル 「V4も活動中とは……不穏ですね」 アンソレンス 「不穏だなんて。貴女がそれを云うのかしら。ご苦労です事。 でも安心して。すぐに楽にしてあげるわ。この世界が私のものになる前に、貴女には幸福な眠りを提供してあげる」 フィルトル 「ではそうなる前に、貴女には苦痛に満ちた死を味わって頂くとしましょう」 +VS クリスティア クリスティア 「良き組織には、良き上司が必要だ……とは、いつぞやにも云ったかな」 フィルトル 「少数精鋭のつもりですか? 貴女を慕う部下は随分と少ないように思えますが」 クリスティア 「見えていないだけだ。まぁ、そのうち事実上の大部隊になるさ。 お前達、軍事正常化委員会を併呑させてもらう」 フィルトル 「大言壮語も程々になさい。そも、我が組織の統率者は私などではなく、組織の意志、イデオロギーによるものです。 目的の違う組織に軽々となびく輩であれば、すぐにでもそちらに差し上げましょう。貴女達もろとも殺せば良いだけの事です」 クリスティア 「これからの時代に必要とされるのは、一人一人を大切にする姿勢だ。お前は戦場に毒され過ぎているんじゃないか?」 フィルトル 「……知った口を」 クリスティア 「知っているから云える台詞もある」 +VS ジークフリート フィルトル 「ジークフリート様。私は、彼女ら悪逆の徒を追放せしめ、貴女の王座を守りました。 これで貴女の王座は安泰でしょう。さぁ、こんな戯れなどやめ、栄光を追憶し、平和の風を享受しましょう」 ジークフリート 「それは、できない」 フィルトル 「何故!」 ジークフリート 「私が本当に最強だと云うのなら、それは私自身が戦って証明しないといけない。 看板だけの栄光なんて、私は要らない」 フィルトル 「し、しかし」 ジークフリート 「座っているだけで崇められるのは、もう嫌なんだ。解ってくれ」 フィルトル 「どうしても戦えと。そう仰るのですね」 ジークフリート (無言で頷く) +VS カ・ガノ・ヴィヂ フィルトル 「亡霊に大きな顔はさせません。ここで削除します」 カ・ガノ・ヴィヂ 「開口一番に味気ないセリフだぜ。雑魚はお呼びじゃねェ。他を寄越しな」 フィルトル 「私が、雑魚……?」 カ・ガノ・ヴィヂ 「雑魚だろ。胸も中途半端だしな」 フィルトル 「……お前は組織ではなく、私個人の名に於いて粉砕してくれる! 骨一本でも残すまい!」 カ・ガノ・ヴィヂ 「あーあ。ちょっとからかうとすぐこれだよ。うちのヴァカヂといい、ヒス女の相手は疲れるぜ」 +VS エア エア 「来たぜ来たぜぇ? 世界で一番チートが嫌いな、脳ミソかちんこちんなお局様がよぅ!」 フィルトル 「何とでも云いなさい。貴女の器に、その力は相応しくないという事実は変わりません」 エア 「あっそ、随分な云い草だね。これでも使いこなすのにそれなりの苦労はしてるんだけど」 フィルトル 「だからと云って真っ当でない武器を使う理由にはなりません。今すぐ捨てなさい」 エア 「だが断る! 私は自分より偉いと思ってる奴にNOと云ってやるのが大好きだったりするんだなコレが!」 フィルトル 「抵抗は許可しません。削除!」 エア 「やーなこった! お仕置きしてやんよ!」 +VS 白イヒヴィッツ フィルトル 「閣下、一体……」 白イヒヴィッツ 「あぁん? お客さん?」 フィルトル 「どういう事なの……」 白イヒヴィッツ 「いい目してるねサボテンね」 フィルトル 「ビビるわぁ……」 +VS シリル フィルトル 「今更語る口は持ちません。今すぐ棄権する事。いいですね?」 シリル 「やなこった。こちとら大事な約束事が控えてるんでね」 フィルトル 「裏切り者とはいえ情状酌量の余地有りとして見逃すつもりでしたが……」 シリル 「やんのかよ? こっちもお前が気に入らなかったんだ。ブッ潰してやんよ!」 +VS カミラ フィルトル 「カミラ。仕事は?」 カミラ 「おやおやぁ? お祭りに乱入してるひとがそんな事云えるんですかぁ? 私は特定MAIDを懲らしめに来ただけですぅ!」 フィルトル 「……貴女が首を突っ込むとロクな事が無いのですが、已むを得ません。 貴女が軍事正常化委員会代表の一員として今回の活動を続けるべきか否か、ここで実力測定を行います」 カミラ 「そんなの合格余裕ですぅ」 ロナ (投稿者:怨是) +VS オロヴェ ロナ 「何だ、雑魚か」 オロヴェ 「やかましいわ小娘! こちとら生まれてこの方ドカタの道を歩んでウン年、作業の大ベテランだぞ」 ロナ 「だからどうしたってんですか……結局戦闘はからっきしじゃないですか……」 オロヴェ 「大きく振りかぶった一撃なら誰にも負けないもんね! ところで女装の似合う丁度いいナイスガイとか見てない?」 ロナ 「いや、そんなやつ知らないし……」 +VS アースラウグ ロナ 「二言目には姉様、姉様と…… 尊敬する相手に、雛鳥のように付き纏うだけ……羨ましい人生ですね。そんなにアレが偉大ですか」 アースラウグ 「姉様を悪く云わないでください。黒旗!」 ロナ 「へぇ、あんたもあたしを黒旗呼ばわりするんだ……これだから盲目な大衆は」 アースラウグ 「もっと外の世界に目を向けたらどうなんですか。世の中は貴方を黒旗としか見てないですよ」 ロナ 「クソガキの分際であたしに説教かますんじゃねぇ! ケツの穴増やされたいか!」 +VS メディシス ロナ 「強けりゃそれでいい――そんな世の中、間違ってますよね……」 メディシス 「その点に限っては概ね同意ですわ。でも、私とてベテランのMAID。 ここを譲るわけには行かない。解りますわね?」 ロナ 「はッ……要するに勝てばいいんでしょ、勝てば」 +VS スィルトネート スィルト 「黒旗にはお世話になりましたからね。借りは返させていただきますよ」 ロナ 「あたし、もう足洗ったし。もう全然関係ないし」 スィルト 「そういえば確かに、全く見かけませんでしたしね」 ロナ 「ほらこれだよ。あたしも被害者なんだっての」 スィルト 「これは失礼致しました。でも、勝負は別ですよ」 ロナ 「胸の大きさなら既にあたしが勝ってる」 スィルト 「……う、ゆ、許しませんよ!」 +VS ディナギア ロナ 「結局はあんたの独り相撲じゃない? ジークは果たして本当にあんたを見ているのかな」 ディナギア 「見てくれてるよ。私は、確信してる」 ロナ 「そういうの、何て云うか知ってる?」 ディナギア 「何?」 ロナ 「ストーカーって云うんだよ。そろそろ目ェ覚ませ」 +VS ブリュンヒルデ ロナ 「武を求めるのは結構。だけど、なんであたしの目の前に出てきた」 ブリュンヒルデ 「暗い闘志を感じ取ったから、でしょうか。如何なる者であれ、戦う者として導かねばなりません」 ロナ 「まず、その上から目線が気に入らない。あたしより先に生まれたから何だっていうの?」 ブリュンヒルデ 「……」 ロナ 「過去は過去だから。無理してしゃしゃり出てこなくていいから。 頼むから歴史の教科書の中でゆっくりしててよ……」 +VS トリア ロナ 「私生活では随分とポイント稼ぎにご執心らしいですね……働き過ぎは身体に毒ですよ」 トリア 「えっ? そんなつもりじゃないです……」 ロナ 「ホントですか。どう見ても、ええ格好しぃにしか見えないんですがね。自分は働き者ですよアピールっていうか」 トリア 「私は自分がそうしたいから働いてるだけですよ」 ロナ 「あぁそう。別に止めないけど、周りからそう思われる事もあるって可能性、少しは考えたほうがいいと思うんだけどな」 トリア 「……云わせておけばいいだけです。本当はすごく傷付くけど」 +VS カルディナ カルディナ 「戦闘開始のポーズ、決め!」 ロナ 「そんなに目立ちたいですか」 カルディナ 「あたぼう! なんてったって私が主役なんだから!」 ロナ 「もうちょっと現実考えろよ。誰もお前なんて見てないだろ。 全然知らない奴が主役気取っても、ドン引きするだけだし。っていうか主役って器じゃないだろ」 カルディナ 「ふふん、これから有名になればいいだけよ。サインねだるなら今のうちだよ?」 ロナ 「何から何までホントおめでてぇな。あんたはもう埋もれてんのにね」 +VS ノーラ ロナ 「あんたって何考えてるか解らないんだよね……どうも苦手」 ノーラ 「あっはっはっは! まだまだ若いって事だねェ! まぁ、本当に何も考えてない時もあるけどね!」 ロナ 「おばさん、それボケる原因になるから頭の回転はもうちょっとこまめにやっといたほうがいいよ」 ノーラ 「MAIDだからボケたりゃしないよ」 ロナ 「おめでてぇな。既に平和ボケしてんだろ……」 +VS 春賢 春賢 「哀れだな……時代の暗雲に囚われ、己を失ったMAIDよ」 ロナ 「あんたの可哀相なおつむに心配されたくないね。義憤の名目で好き勝手してるくせに……」 春賢 「果たしてそうかな」 ロナ 「あんたは、大人ぶってる割には感情に流されてるようにしか見えないけど」 春賢 「ひねくれた見方をするとそうなるかもしれんが……いや、これ以上は語るまいよ。ここから先は力と力の戦いだ」 ロナ 「はァ……ご勝手にドウゾ。片手間で付き合ってやんよ」 +VS ナイト・ロウ・バイパー ロナ 「お前、洗ってない犬の臭いがすんだよ」 バイパー 「何だとてめェ。氷漬けにされてぇか!」 ロナ 「冷凍殺菌ですね解ります。でも殺菌する相手間違ってない? 汚物はあんたのほうでしょ」 バイパー 「汚物はてめェだ。そして汚物は消毒だァーッ!!」 ロナ 「見事な悪役ぶり、恐れ入ります」 +VS メル・B・ティーン ロナ 「あんた、あたしと同じ匂いがする」 メル 「はぁ? あんたみたいな根暗と一緒にしないでくれる?」 ロナ 「そこじゃないし。虐められやすいオーラだよ」 メル 「キモい。超引くんですけど……」 ロナ 「もっとキモがれよ。どうせあたしはそういう役どころだよ。 っていうかお前みたいな頭も股も軽そうな奴にキモがられても、あんまイラっとしないや……」 メル 「うわ、うっざ。そろそろキレていいよね?」 ロナ 「そーらキレろキレろ。あたしはずっと前からキレていた」 +VS アンソレンス アンソレンス 「貴女は元黒旗の……今更、何の用かしら。邪魔しに来たの?」 ロナ 「別に。嫌いな相手を殴っちゃいけない理由がありますか?」 アンソレンス 「無いけれど、むざむざ殴られるのを待つほど私は暢気じゃないわよ。 私にはやらなきゃいけない事が沢山あるの。そのついでに貴女を舎弟にしてやらなくも無いけど」 ロナ 「断る。気持ち悪い……」 +VS ジークフリート ロナ 「こんな茶番をまだ続けてたんですか……」 ジークフリート 「……」 ロナ 「くだらない。実に下らない三文芝居だとは思いませんか。 あんたの最強を証明する為に、大袈裟な催し事を開いただけでしょ?」 ジークフリート 「最強である保障なんて、本当は何処にも無い」 ロナ 「解った風な口を利いて、煙に巻くつもりなんだろ…… ツラを貸せよ置物女神。ボコボコにブン殴ってやる」 +VS フィルトル フィルトル 「遅かれ早かれ、貴女は削除されねばならない汚点だった。ここで出会えるとは行幸ですね」 ロナ 「は? 調子こいてんじゃねぇし。戦争もう終わってるし。今のあんたらはもう、ただのテロリストだよ。 お前もろとも水に流れちまえばいいのに。そうすりゃ、あたしは平穏無事に暮らせるって寸法よ」 フィルトル 「御託を並べた所で過去は消えません。貴女の所業も永遠に記録に残り続けます」 ロナ 「っていうかそういう大会じゃないでしょこれ。察しろよ。いつまで経ってもお前はそういう性格なんだよね」 +VS シリル ロナ 「おっと、元黒旗仲間」 シリル 「あそこにゃいい思い出なんて一つも無かったから、お前と顔を合わせるのも黒旗の名前を聞くのもいい気分じゃないな」 ロナ 「あぁ、やっぱりそう思いますか。あたしも同意見ですよ。 そして、ついでに云うとあんたのその思春期丸出しな生き様が嫌いだ」 シリル 「余計なお世話だよ、根暗」 +VS エア エア 「お姉さんがアメちゃんあげっから、機嫌直してよー。ね? ね?」 ロナ 「うるさい。近寄るな」 エア 「うそぉーん。嫌われるような事した? 別に虐めたりしてないよね?」 ロナ 「お前から発せられる二酸化炭素が嫌いだ。お前から発せられる体温が嫌いだ。 お前の服に反射した光が嫌いだ。そして何より、人生を全力で楽しんでるお前が大嫌いだ」 エア 「うーん正面切って云われると、割とマジで凹むなぁ。でも、こちとら色々苦労してるんだなぁこれが! 人生を楽しむコツは苦労を笑って乗り越える事! 山頂から眺める町並みは綺麗だぞ!」 ロナ 「その山頂とやらもケーブルカーとかで登ったんだろ。知ってるよ」 エア 「残念。正解は峠をバイクで登った、でした」 ロナ 「どっちでもいいし」 エア (投稿者:刃神氷雨) +ストーリー時 +対クローディア クローディア 「やっぱり参加してたのね……わかってはいたけど」 エア 「そりゃ参加しないわけにはいかないっしょ。むしろ義務以外の何物でもないわい」 クローディア 「でしょうね。 でも貴女の行動にしては予想通り過ぎて裏があるのかと思っちゃうわよ」 エア 「まぁ失敬。純真無垢かつハートキャッチダムキュアな空気さんに対してその物言いとは」 クローディア 「……私は突っ込まないわよ。で、こうして現れたからには、戦る気なんでしょ?」 エア 「そりゃモチのロンなのですよ。では始めるとしますかっ!」 +対ディナギア 画面外からお互いにブラストブレードとカラミティトリガー・Code-α-で突撃、画面中央で相殺。 そのままドラゴンクローとカラミティの二段目を撃ち、再び相殺。お互いバックステップで初期位置に。 エア 「うひゃー、さっすが黒雷。コードアルファを難なく凌ぎ切っちゃうか」 ディナギア 「その台詞、そっくりそのまま返すよ。私は今ので決めるつもりだったんだから」 エア 「おいィィィ! 始まる前から試合終了とかマジで洒落にならないんでやめてくれませんかねぇ!」 ディナギア 「あはは、冗談だよ冗談。……あなたとは一度本気で戦ってみたかったしね!」 エア 「あれま、随分高く買われてるっぽいなぁ私。 んじゃご期待に応えたげよう!」 +対フィルトル エア 「これはこれはポリ公様。こんな平穏なご時勢まで職務たぁね。 見事な職務と関心するが正直頂けないよん、それ」 フィルトル 「あなた如きに何と云われようとも私の為す事は変わりません。 軍事正常化委員会の正義の名の下、削除します」 エア 「……シリアスは疲れるし面倒だから嫌いなんだけどね……一つ問いかけたげよう。 『正義』の反対って何さ?」 フィルトル 「いきなり何を言うかと思えば。……答えるならば『悪』です。 我々に従わず世界のバランスを乱すあなた達は、悪そのものでしかない」 エア 「大外れ。正義の反対は別の正義、悪の反対は善だよ」 フィルトル 「……何が言いたいのですか。足りない頭で何を云おうと徒労です」 エア 「私らが悪ならキミらは独善ってことさ。 あと私を馬鹿っていうならフェルマーの最終定理を解いてみようか」 +対タワー エア 「ふおお……よりによって一番戦いたくない相手と当たったわ……」 タワー 「…………」 エア 「後がめんどくさいんだけどねぇ、勝つにせよ負けるにせよ。別にクロッセル最強の名が 欲しいわけじゃないけど手を抜くのも失礼だし何より私がつまんないのだよね」 エア 「でもまぁ、あとが面倒なのは全部バックれりゃいいわけだしどうでもいっか。 つーわけでマジで行かせてもらうぞタワァァァ!!」 タワー 「……羨ましいな、その生き方」 +対シーア エア 「おひさー、変態紳士」 シーア 「お褒め預かり光栄だよ。そちらの調子は如何かな、ベクトルの違う電波君?」 エア 「ありがとう。強いて言うなら大会に参加するくらいには元気ってとこカナー」 シーア 「つまりは有り余っているという事だな。うむ、安心した」 エア 「そっちもご健勝の様で何より何より。ところで私の溢れる元気を発散するお勧めのバトルがあるんだが」 シーア 「決闘、というのはあまり好まないのだがね。だが、ダンスくらいなら喜んでお相手しよう」 エア 「おーけーおーけー、ただし互いに踊り疲れるまで、だけどね。さぁ始めようかレッド・バロン」 シーア 「見栄を張ったからには踊りきってくれよ、カーネイジ・テンペスト?」 +対ジークフリート エア 「やっははー、ジーク。こうして会うのは戦場以来だっけかな」 ジーク 「君は……確か」 エア 「ご存じですか! 私こそ実質飛び入り参加からチャンスを掴み、優勝目前に迫った超電波ツンデレラ、空気さんでっす!!」 ジーク 「え、ぁ……え? いや、えっと……」 エア 「さぁ笑い給へジーク、派手に楽しく愉快痛快にこの大会を締めくくっちゃおうじゃあーりませんか!!」 ジーク 「……はは、あの時と変わらないんだな、君は……誰でも、私相手でも分け隔てなく接してくれる」 ジーク 「……ありがとう、エア。 さぁ、終わりにしよう、この大会を」 エア 「あ、あはは……面と向かって礼言われると恥ずかしいわ……んじゃ気を取り直しまして」 オンスロートを正眼に構え、エアが口上発動。 エア 「我が望むは飽くなき生。汝に至るは紅き暴風(かぜ)。巻き起これ暴風、焼き払え爆炎、全てを赤く紅く染め上げろ!!」 オンスロートを地面に突き刺し自分中心に爆発。 エア 「我が名は大虐殺の暴風-カーネイジテンペスト-・エア! 派手に楽しく幕と行こうか、ジークフリート!!」 ジーク 「ああ……私も応えよう。帝国最強として、ジークフリートとして……!!」 +対ブリュンヒルデ ブリュン 「クロッセルの暴風、でしたか。本当は生前に逢えれば良かったのですが」 エア 「;´゚Д゚)…………」 ブリュン 「……? どうしました? 心ここに在らずの様ですが」 背景に向かって思い切り叫ぶエア。 エア 「おおおおお客様ァァァァァァ!? お客様の中にエクソシストかゴーストスイーパーの方はいらっしゃいませんかァァァァァァァ!!?」 ブリュン 「ああ……そういうことでしたか……」 +対戦時 +対クローディア その1 クロ 「随分と元気s」 空気 「お前帰れよー」 クロ 「いきなりそれ!?」 その2 空気 「はろぅデジ○ャラット」 クロ 「……捕まっても知らないわよ?」 +対二人は☆クロ子 空気 「あー、その、なんつーか……」 クローディア 「……何とでも言いなさいよ」 空気 「その服どこで売ってんの」 二人 「「そこ!?」」 +対シーア その1 紳士 「やぁ、待たせたかな」 空気 「ううん、今来たところー」 紳士 「……良い切り返し方を知ってるね」 空気 「そっちこそ危険球投げすぎだと思うんだ」 その2 紳士 「幼女」 空気 「Yes」 紳士 「貧乳」 空気 「Yes」 紳士 「愛玩」 空気 「視姦」 二人 「「勝負!!」」 +対黒百合 その1 空気 「……その中に『皆』はいるんだろうかな」 黒百合 「…………あなたは……」 その2 空気 「―――マジで行くしかないか」 黒百合 「…………」 +対ジンナイ その1 空気 「ボーカル曲のない忍者に未来は……はふん(鼻で笑う音)」 忍者 「……何の事だかさっぱりだ」 その2 忍者 「ここで去ってもらうぞ、暴風」 空気 「じゃあかしい、もげろ」 忍者 「なん……だと……」 +対タワー その1 空気 「……こりゃ遊んでる暇はありませんなぁ」 その2 空気 「ヘルすけのパワーで押せなかった相手をどう凌ぐかね、私は」 +対メディシス その1 メディ 「出ましたわね電波女」 空気 「ありがとう」 メディ 「褒めてませんわよ!!」 その2 メディ 「本当、疲れませんのかしらね、貴女は」 空気 「こうでもしないとやってられんものでして」 +対エクソダス その1 霧 「心など霧に封じてくれよう」 空気 「霧に怯えているのだな」 その2 霧 「霧に飲まれるがいい」 空気 「いやですとも!」 +対ジークフリート その1 ジーク 「……互いに、全力で」 空気 「正に恐悦至極―――!」 その2 空気 「さぁさ、始まりますはガチバトル。大穴本命トンデモ対決でございまする」 ジーク 「え、あ、えと、何を……」 空気 「はい情け無用、戦闘開始!」 ジーク 「ま、待っ……!?」 +対ナイト・ロウ・バイパー その1 バイパー 「これから貴様に生き地獄を味わわせてやる!」 空気 「魔法を使えるようになってから来ようか」 その2 バイパー 「俺の名を言ってみろォ!!」 空気 「赤く染まれ、話はそっからだ」 +対ディナギア 画面外からお互いにブラストブレードとエアロバイトで突撃、画面中央で相殺。エアのブラストキャリバーをディナギアがバックステップで回避、反撃のドラゴンバスターを空中バックダッシュで回避して所定位置に着地。 その1 ディナ 「あれ?引退したんじゃなかったんだ?」 空気 「いんやー、流石に暇になっちゃってね」 その2 ディナ 「いいねいいね、心躍ってきたよ!」 空気 「そりゃお互い様。今回は柄にもなくマジで行かせてもらいますか!」 +対カルディナ その1 空気 「その技をよこせ……それも一つや二つではない……全部だ……!」 カル 「ひぃっ!? この人怖っ!!」 その2 空気 「ちぃ…!! 人気投票で負けようが、蟹のカードデッキ渡されて食べられようが、 ペチャパイっぷりを近所で評判にされようが!!元ネタパクリ度だけは譲れねぇぜ!!」 カル 「だ、駄目……いくらなんでもこのノリにはついてけない……」 +対メリル その1 空気 「ターゲット確認、視姦開始」 メリル 「ぼーっとしてないで戦おうよー!!」 その2 空気 「夏だ!海だ!!ロリだ!!!」 メリル 「今夏じゃないよ?」 空気 「おねいすわんの頭の中は常夏なのですよ」 +対スィルトネート その1 空気 「見逃してくんないかなぁー。あのフィルム、あるんだけど」 スィルト 「………………焼き増しで十分です」 空気 「……凄い葛藤だ」 その2 空気 「この写真見てよ。宰相の子供時代、の寝顔」 スィルト 「―――黙って置いていきなさい!!」 空気 「(涙目で)わぁい!!」 +対シリル その1 無線を取りだすエア。 空気 「もしこーんルルアさんや。お宅の不良ボーイ見つけたよん」 シリル 「おぉぉぉい!アイツは関係ねぇだろ!!」 その2 空気 「ハッハー!かかって来なさいシリルボーイ」 シリル 「……右目になんか埋めてんじゃねーんだからよ、アンタ」 +対カ・ガノ・ヴィチ その1 空気 「文字通り黄泉帰っていただきましょうか……!」 カガノ 「ッハ、やれるもんならな」 その2 空気 「霧個性は個性だって霧の人が言ってた」 カガノ 「……もう眼帯は外さねえぞ」 +対フィルトル その1 空気 「なんだ急にPOPしてきたポリ公」 フィルトル 「……身内を思い出す喋り方ですね……」 その2 空気 「こ、こんなお祭りの時にポリ公だって!? そんなことが本当にあるのか!?」 フィルトル 「何故か分かりませんがその口調は極めて不愉快です。削除!!」 アクセリナ (投稿者:瑞騎) +対アンソレンス アンソレンスが「見知った顔と出会いましたね!」 とセリフと共にファングをアクセリナに放つ 「スガートですか。戯れるのはよしなさい。」 と チャージを片手で抑えながら後退りし、噛み付きを両手で止め、彼奴らの背後にジャンプ移動。 「戯れる?スガートが襲いかかってるのをモノともしていない・・・だと・・・!?」 「1つ言っておきます。直射日光の当たる場所や、高温多湿の場所には保管しない事です。」 「は?????????」 柳鶴 (投稿者:瑞騎) +対早霧 柳鶴 「それじゃ、始めましょうか。」 とセリフと共に構えを取り、闘気を高め合う2人。 早霧 「調息調心」 柳鶴 「練精化氣」 早霧 「練気化心」 柳鶴 「練神得道」 早霧 「虚領頂勁」 柳鶴 「含胸抜背」 「「鬆腰」」 「「虚実分明 沈肩墜肘」」 「「用意不用力」」 「「上下相随 相連不断 動中求静」」 「「外果総経 内果総経絡 内練一口気・・・・」」 「「――覇ッッッ!!」」 早霧 「いざッッ!」 柳鶴 「尋常にッッ!」 「「勝負ッッ!! 」」 早霧 (投稿者:瑞騎) +対柳鶴 やりとりは柳鶴と同じ 1ページ/2ページ/3ページ KOMへ戻る
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クレイジーストリング クレイジーストリング 150g 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード 890円 ジャンボクレイジーストリング 300g 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード 1580円 クレイジーストリングレモン 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード 780円 40x40x160 4975430 190484 クレイジースノー 150g 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード ウージークレイジーストリングガン →ウージーウォーターガン 説明 ひもスプレー CM クレイジーストリング!! クレイジーな男だぜ これ一本で大パニック クレイジーストリング 新発売 場所 備考 URL 放送日 藤子不二雄ワイド 1985年12月3日
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【妄想属性】同人ゲーム 【作品名】B.B.ライダー 【名前】ニトス=ジークフリード 【属性】1200年前の英雄 後の魔王 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】シュマーリ・ゴールド:光り輝く短剣で対象を次元ごと切り裂く 列車を跡形も無く消滅させた 【防御力】走ってくる列車を受け止められる 未来の自分とシュマーリ・ゴールドの撃ち合いをしているので次元破壊耐性もある 【素早さ】走っている列車を後方から追い越して前に回り受け止められる 十数mの距離からの不可視の銃弾を防ぐ 【長所】次元破壊 【短所】死ぬと真なる魔王が覚醒する 【備考】ttp //be4you.jp/gamecreate/game-bb.html 復活記念 38 格無しさん sage 2007/11/26(月) 21 16 39 飛行ハニワ =鋼鉄ハニワ =ミサイルハニワ>ニトス=ジークフリード>親部友子 > 大して速くないしこの辺じゃね。 139 格無しさん sage 2008/01/13(日) 21 21 45 ニトス=ジークフリードの攻撃力は防御無視でいいと思う。 が、防御力は次元破壊だけに耐性があるのか次元破壊以下は効かないのかいまいち分からんな。 見た感じ前者だと思うがどうか? 140 格無しさん sage 2008/01/14(月) 16 56 39 確かに見るとそういう風に解釈できるな 141 格無しさん sage 2008/01/15(火) 02 13 38 じゃあ次元破壊耐性+電車耐久か 速度的に考えて入りそうなところだと防御無視も同然だろうし比較的楽か? 265 格無しさん sage 2008/02/20(水) 23 24 14 ニトス=ジークフリード 考察 キース=オルコット 無理 アイン 無理 飛行ハニワ =鋼鉄ハニワ =ミサイルハニワ ただ音速としか書いてないし多分こっちのほうが早い 勝ち 親部友子 声が届く前にきって勝ち ニトス=ジークフリード>飛行ハニワ =鋼鉄ハニワ =ミサイルハニワ 266 格無しさん sage 2008/02/20(水) 23 41 38 ニトスは反応が遅いし防御もいまいちだからもっと下だろう だいたい軍隊か戦車のあたり 268 格無しさん sage 2008/02/21(木) 00 14 42 10数Mからの音速反応あるんだからこのへんだと思うんだが 269 格無しさん sage 2008/02/21(木) 01 24 21 見てみたが反応よりも射程が気になった 射程が短すぎるし防御高くないからどっかで負けないか? 270 格無しさん sage 2008/02/21(木) 01 30 11 次元ごときりさいてんだろ射程も糞もないだろ… って思ったがよくよく考えてみると一定範囲の次元きるだけか? その次元ごときりさいてるのかと思った 271 格無しさん sage 2008/02/21(木) 01 31 06 って列車ごときってるんだから最低でも20Mぐらいはあるよな 272 格無しさん sage 2008/02/21(木) 01 33 18 つうか次元ごと「斬って」どうやって「跡形も無く消滅」させたんだ 破壊とか切断なら分かるが 273 格無しさん sage 2008/02/21(木) 01 45 31 刺したり切ったものが消えるんじゃね? 対象を、と書いてあるし 281 格無しさん sage 2008/02/21(木) 22 39 41 ニトス=ジークフリード考察 移動速度は電車より速い程度なので100km/h≒27.7m/s程度か。 とりあえず攻撃範囲20mの次元切断ができるものとして考える。 ○ヴェルロス=ルーザス 速くはないので防御無視勝ち。 ×Z80 離れているので厳しい。 ×へんかまん 速すぎる。 ×ゼロゼロナンバーサイボーグ 先手取って勝ち。 ○黒塚 永時 防御無視勝ち。 ×ビル壊す人 速すぎる。 ×組曲『ニコニコ動画』 バーサーカーソウルがあるので無理。 ○超能力者A 先手取って勝ち。 ○遠藤倉之助 先手取って勝ち。 ○天地ひつぎ 先手取って勝ち。 ○小早川美雷/毛利維磨/吉川加子 先手取って勝ち。 ○ハリカルン =エギル/ジェイ 先手取って勝ち。 組曲『ニコニコ動画』>ニトス=ジークフリード>超能力者A 282 格無しさん sage 2008/02/21(木) 22 46 56 ゼロゼロナンバーサイボーグに勝ちなら親部友子~飛行ハニワで4連勝してるんだから 前の考察の位置だろ 283 格無しさん sage 2008/02/21(木) 22 53 23 負けだろ 284 格無しさん sage 2008/02/21(木) 22 58 51 考察では勝ちになってる 285 格無しさん sage 2008/02/21(木) 23 00 19 ×ってなってるし実際見てみたけど速すぎて無理だろ。 別件だが 273のいうように対象への直撃が必要なら親部友子には勝てないんじゃないか? 286 格無しさん sage 2008/02/21(木) 23 13 31 ま、この辺で連勝してんならこの位置でいんじゃね? 気になるなら下も見まくってもいいかもしれんが。 287 格無しさん sage 2008/02/21(木) 23 26 57 とりあえず 283でいいんじゃね?ってことで解禁。
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登録日:2012/07/03(火) 20 59 58 更新日:2022/06/08 Wed 09 52 36NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 ギーゼルヘア シスコン ニーベルンゲンの歌 中世 勇士 王 騎士 英雄 ギーゼルヘアとは、ニーベルンゲンの歌に登場する勇士である。 【概説】 ブルグント国の3人の国王の1人で、兄に同じく国王のグンターとゲールノート、そして姉にクリームヒルトがいる。 ちなみに3人の国王と言っても実質的に権力があるのは長男のグンターだけ。 非常に好感の持てる性格の若武者であり、前半だと悪い部分が目立つグンター、短気なゲールノート 国の為とはいえ平然と悪事を行うハーゲン、直ぐに人を挑発するフォルカーと違い、彼が悪く書かれる場面は殆ど無い。 ジークフリートの事でグンターやハーゲンを恨み、後にブルグントの一族を滅ぼさんとしたクリームヒルトすら彼の事は憎まなかったほど エッツェルの国で一族郎党を皆殺しにしようとしたクリームヒルトを彼が非難した時には、復讐に燃えていた彼女も心を動かした。 これで「麗しい」と表現されるイケメンで尚且つ武勇にも優れているのだから非の打ちようが無い。 現在のRPG作品やファンタジー漫画、ラノベなら主役を張れる逸材である。 【劇中】 ジークフリートが主役の前半では、まず最初にブルグントの一族のことが語られるので、彼の名前もそこで出る。 しかしそこでは名前と身分に少し触れられる程度で、実際に登場するのは話が少し進んでからのこと ジークフリートがクリームヒルトの愛を求めブルグントの国を訪れる時の事になる。 ジークフリートがグンターの下に訪れて開口一番ジャイアニズムを展開し喧嘩を売ったことで皆がキレている中 1人冷静にジークフリートと家来を歓迎し、ワインを勧めて場を和ませるといったコミュニケーション能力を発揮。 彼の取りなしでジークフリートとグンター達は打ち解け、気づけば単純なジークフリートは彼らの最も誠実な友人となったのだった。 おかげでブルグントの一族は直後に起きたザクセン国の侵攻の際には、ジークフリートの協力を得て見事に勝利することができた。 ちなみにこの時のギーゼルヘアはさすがにまだ若すぎたか、戦には出ていなかったようである。 しかし勝利を祝う饗宴の時には多くの勇士達を出迎える為に忙しく働いたという。 そして宴が終わり、ジークフリートがヘタレてクリームヒルトへの求婚を諦め帰ろうとした時には国の恩人である彼に留まるよう懇願した。 この頼みでクリームヒルトの側に留まれる口実ができたジークフリートは喜んでブルグント国に留まった。 そしてそれはグンターのブリュンヒルトへの求婚に繋がり、またジークフリート自身のクリームヒルトへの求婚へと繋がっていくのだった。 このように彼はジークフリートという優れた勇士とブルグントを友情で結びつけ、ブルグントに様々な利益をもたらすのに一役買った。 しかしそのジークフリートとの結びつきが最後にはブルグントに大きな悲しみをもたらすことになり、彼自身もその運命からは逃れられないのだった。 事の発端はクリームヒルトとブリュンヒルトの諍い。 「お前の旦那とかグンターの下僕のクセに何偉そうにしてんのwww」というブリュンヒルトの勘違いによる煽りに キレたクリームヒルトが「お前こそウチの旦那の妾だろwww」とこれまた煽り返し、結果ブリュンヒルトが泣き出した事が原因である。 泣かされたブリュンヒルトは忠臣であるハーゲンに泣きついて、ジークフリートを殺すように指示。 そしてハーゲンはグンターに「ジークフリートを殺ればヤツの持ってるニーベルンゲンの財宝が手に入る」 とジークフリートの暗殺を進言するのだった。 この事はゲールノートやギーゼルヘアの耳にも入り、真面目な二人は「馬鹿なことは止せ」と反対するのだが…… 当のジークフリートに忠告するのを忘れるという大ポカをやらかしてしまったのだった。 まあジークフリートも完全にグンターを信用しており、クリームヒルトが「ハーゲンが怪しい」と言っても取り合わなかったから 忠告しても話をマジメに聞いたかは定かではないが…結果、ジークフリートは多くの伝説が語るように背中の弱点を刺され死んでしまう。 そして詩人はこの時のミスが原因でゲールノートとギーゼルヘアは後に命を落とすのだと語るのだった。 さて、ジークフリートの死を知ったギーゼルヘアとゲールノートは殺害反対派だった為に彼の死を悲しみ 何としても暗殺を阻止すべきだったと後悔した。そして未亡人となった姉クリームヒルトを保護する事を決めるのだった。 クリームヒルトも弟を愛していたので彼の頼みを聞き入れ、ブルグントの国に戻ることを決めた。 ギーゼルヘアのみが彼女の心を慰めることができたのだ。 そう、つまりゲールノートは彼女の心を慰めることができなかったのだ。やっぱ妹なんかに希望をもっちゃいけないね。 ところでハーゲンは憎まれながらも彼らの一族の1人だったために殺されることはなかった。これが後に災いを呼んだのは言うまでもない。 さてギーゼルヘアがクリームヒルトの保護者となり、いくらかの時が流れた。 ある日、フン族の王のエッツェルがクリームヒルトに求婚の使者に辺境伯のリューディガーを送ってくるという事が起きた。 これは良縁であるとして、一族の者はハーゲンを除いて皆「クリームヒルトが承諾するなら」と賛成した。 ギーゼルヘアは立場上、国を離れることができなかったが、別れ際には「何かあった時にはエッツェルの国に駆けつけて、姉上のために尽くす」と伝えたのだった。 ちなみにエッツェルの国に渡ったクリームヒルトは、故郷で母親と弟が自分の手を取って散歩してくれる夢を見たそうな。 そしてクリームヒルトはその夢の中でギーゼルヘアに口づけをしたという。 彼女が愛しく思った家族は母であるウーテと弟のギーゼルヘアのみであり、ハーゲンとグンターのことは恨みさえした ……ちなみにゲールノートに関してはスルーされている。 まあそんなこんなでクリームヒルトがエッツェルの国に嫁いで数年後 クリームヒルトはいよいよハーゲンへの復讐を思い立ち、一族の者を呼び寄せることにした。 表面的には友好的な彼女の連絡に、素直なギーゼルヘアと兄弟は喜んでエッツェルの国を訪れることを決めた。 ハーゲンの忠告にも耳をかさず、むしろ彼をジークフリートを殺した事でクリームヒルトに恨まれているから尻込みしているのだと兄弟揃って罵った。 実際、この時点ではクリームヒルトの狙いはハーゲンのみなので間違ってはいないのだが… この非難がハーゲンのプライドを傷つけ、彼をエッツェルの国へ向かわせてしまうことになってしまうのだった。 さてエッツェルの国への旅の途中、彼らはかつてエッツェルの使者としてクリームヒルトに求婚を申し込みにきたリューディガーの領地にたどり着く。 この辺境伯の領地でのことはギーゼルヘアにとってまたと無い喜びとなった。 彼は辺境伯の娘と婚約することになったのだ。ちなみに婚約を提案したのはハーゲンとその友のフォルカー。 突然の事態に若き2人は戸惑いながらも互いを認め、ギーゼルヘアはこの愛らしい姫を抱きしめたのだった…チッ だが詩人はこの描写の後に「のちにそれを楽しむことはできなかった」という言葉を差し込む。 つまりギーゼルヘアがリューディガーの領地に立ち寄ることはなく、二度と彼女には出会えないというわけである。 「俺、帰ったら結婚するんだ…」というのが死亡フラグなのは何時の時代も変わらないらしい。実に良いことである。 さて、彼らはリューディガーの案内でエッツェルの国を訪れる。 多くの客人と共に楽しい宴会が開かれたのだが、クリームヒルトが密かに放った刺客とハーゲンの弟ダンクヴァルトが交戦した。 そしてそれを知ったハーゲンが、エッツェルとクリームヒルトの幼い息子を首チョンパした為に楽しい宴会場は一気に血で血を洗う修羅場と化したのだった。 しかしエッツェルの宮廷に居候している勇士ディートリヒとその配下、そして今や親族であるリューディガーの一族の間には調停がなされ彼らは会場から避難する。 だがブルグントは彼らによって滅ぼされるのだ。 フン族との戦いの中、ギーゼルヘアはその剛勇を見せつけ、ハーゲンからも「このような主君を持てるのは幸せだ」と賞賛される。 さて、フン族の家来をあらかた始末した時、彼らの前にリューディガーが現れる。 ギーゼルヘアは「義父が調停に来てくれた」と喜ぶが、彼の期待も虚しく、義父はクリームヒルトをエッツェルの国に連れてきた際に誓った言葉に従い涙ながらに彼らと敵対する。 そして義父は彼の兄、ゲールノートと戦いで相打ちになるのだった。 義父と兄を失い悲しむギーゼルヘア。 だが彼の命も長くはない。 次いで現れたディートリヒの配下との戦いで彼は命を落とすのだ。 ディートリヒの家臣、気性の荒いヴォルフハルトが多くのブルグント族を切り殺すのを見たギーゼルヘアは彼に戦いを挑む。 互いに深手を負う激闘の最中、ついにヴォルフハルトの鎧を貫き致命傷を与えたギーゼルヘア。 しかし、彼もまたヴォルフハルトの捨て身の一撃を受けて致命傷を負う。 こうして2人の勇士は共に息絶えた。しかし詩人はギーゼルヘアのことを「これ以上勇敢な者は誰もいなかった」と讃えたたのだった。 追記・修正は姉の夢の中でキスされてからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ひどい・・・ -- 名無しさん (2015-06-10 08 50 11) 悲劇のラノベ主人公みたいな人だなギーゼルヘア… -- 名無しさん (2022-06-08 09 52 36) 名前 コメント
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バハムート戦記 4-265~270・284~289 265 バハムート戦記(OP1) sage 04/03/03 20 35 ID tp8xC9js 遥かな昔、このバハムート大陸が出来て間もないころ、 そこには偉業の者達が、法も秩序も無く暮らしていた。 やがてその中から、強大な暗黒の力を思うままに操る邪悪な一団が生まれた。 大魔王クリムトが率いる悪魔族である。 悪魔達はその後、長きにわたり大陸を邪悪な強権によって支配し続け、 抵抗する者はことごとく滅ぼされた。 しかし、時の流れは、このような一方的悪の支配をいつまでも許してはいなかった。 悪魔族に最後まで抵抗した巨竜ベルフレイムとその一族の討伐に、クリムトが手を焼いていた頃、 その隙をつくように、それまで抑圧されていた善の力が、人間族を中心に広がり始めた。 人々を統率したのは、後に、大陸に平和と安定の時代をもたらしたフォーリア王家の創始者達だった。 彼らは、悪の根源、大魔王クリムトを倒すべく、暗黒魔法に対し、地の精霊魔法を使う聖騎士団を組織し、来るべき戦いの日に備えた。 ベルフレイム達ドラゴン族を葬ったクリムトは、その様な人間の動きを知るやいなや、直ちに全軍を引き連れてこれを潰そうとした。 無数の悪魔を迎え撃つ聖騎士団は、偉大な魔術師であり、また一流の剣士でもある二人の英雄、 レイモンド卿とバルマー卿に指揮され、勇敢に立ち向かった。 そして、幾多の戦いが繰り返され、多くの血が流れた。 いつしか戦況は硬直化し、人々に焦りの色が見えるようになったその時、レイモンドとバルマーは最後の決断を下した。 それは、古来より、暗黒の力の結晶として恐れられ、 レイモンドの善なる白き力によって地下に封じられていた、妖刀ベサルスネーガの復活であった。 ベサルスネーガは相手の精気を吸い取る魔法の剣であるが、それは同時に、使い手の命をも奪ってしまうと言われていた。 しかし、クリムトを倒すにはもはやこれを使うしかないと考えたバルマーが、 反対するレイモンドを説き伏せ、自ら剣を取ってクリムトに決戦を挑んだ。 かくして、壮絶な戦いの末、ついにクリムトは倒れた。 だが、妖刀の暗黒の力を一身に受けたバルマー卿もまた命を落としてしまったのだった。 266 バハムート戦記(OP2) sage 04/03/03 20 36 ID tp8xC9js それから長い年月が過ぎ去った。フォーリア王家はクリムトを滅ぼした後、 フォーリア聖騎士団に治安を守らせ、およそ二千年余り、大陸を平和に治めていた。 ところが、ここに至って、再び、暗黒の力の影がバハムートを脅かした。 一部の魔術師達がフォーリア王家に背き、忘れ去られた暗黒の力を求めて、禁断の暗黒魔法を使ったのだ。 これらの活動はフォーリア聖騎士団による厳しい弾圧を受けたものの、王家の威光はこれを機に少しずつ落ちていった。 それとともに、大陸に満ちていた善なる白き力も衰退し、善と悪のバランスが崩れると、 瞬く間に、邪悪を呼ぶ暗黒の力がバハムートを包み込んだ。 あらゆる天災が大地を襲い、人も土地も荒廃した。後に言う「闇の時代」の到来である。 そして人々が混乱の中で目の当たりにしたものは、遠い昔に滅びた者達の蘇る姿であった。 東の湿原にクリムト、北東の火山にベルフレイム、 さらに、かつてフォーリア聖騎士団が地下に封じ込めた巨人族までも、ガイラムという王を掲げて地上に再び現れた。 けれども、それにもまして忌まわしいのは、フォーリアの王城の下で永遠の眠りについていたあの英雄バルマー卿が、 「闇の時代」がもたらした力により、恐怖のアンデッドとして蘇ったことだった。 これにより王家は崩壊し、大陸の指導者は消え去った。 そうして、時代は、新たなバハムートの指導者を求め、戦乱の世へと移っていく・・・ 267 バハムート戦記(キャラ別END1) sage 04/03/03 20 39ID tp8xC9js ・聖戦士ジーク=フォーリア バハムートの法と秩序を二千年にわたって守ってきたフォーリア家の若き王。 闇の時代以降父王バーフの後を継ぎ、忠臣レイモンド卿と共に王家復興と大陸の平和を目指して立ち上がった。 幼少より剣士の訓練を受けた彼は、既に聖戦士の称号を持ち、剣の腕はレイモンド卿に勝るとも劣らないという。 また槍の使い手でもある。 レイモンド卿 バルマー卿が生きていたころからフォーリア王家と関わり、王家の繁栄に貢献してきた。 善なる白き力を極めている彼は、永遠の命を得ていると言われるが、その白き力の正体は知られていない。 ENDING 聖戦士ジーク=フォーリアは大陸に蘇った混沌たる邪悪をうち滅ぼし、闇の時代は終わりを告げた。 そして崩壊した王国を復興させ、新たなる時代の王として再び秩序ある平和な世界を導いたのである。 ・狂戦士バストラル=バインドアウト 闇の時代の到来前、フォーリア王家に対抗し、蛮人達の帝国が築かれた。 皇帝ボルマンは、その後フォーリアの討伐軍によって倒されたが、落ち延びた残党が密かに皇帝の血を引く子供を連れ出した。 それがバストラルである。 成人後、真実を知った彼は、帝国再建を誓い、闇の時代の混乱に乗じて挙兵。ジークと反目することになる。 ディーン=レスティア バストラルの義弟ディーンは、闇の時代到来と同時に、あたかも生まれ変わったかのように頭角をあらわした。 ある意味でバストラル以上の実力を持つ彼だが、何故か義兄の補佐に徹している。 ENDING 闇の時代に自らの力で帝国を築き上げた狂戦士バストラル=バインドアウトは、 大陸を平定後、ディーンを始めとする魔術師達を討ち滅ぼした。 そして力が時代を支配する時が訪れたのである。 268 バハムート戦記(キャラ別END2) sage 04/03/03 20 41ID tp8xC9js ・エル=モア(エルフロード) 大陸の東の森に古くから住むエルフ族の勇者。 森一番の弓の腕と魔法の力を見込まれて、エルフ元老院の勅命を受けた彼は、 闇の時代の邪悪と混沌に終止符をうつ為、軍勢と共に森を出た。 妹のエル=ウィンは、彼の心の支えであり、他のエルフ達は、エル=モア兄妹が必ず、世界を救ってくれると信じている。 エル=ウィン(エルフロード) エルフ族の勇者、エル=モアの妹にして最強の精霊使い。 弓や剣の腕こそ兄エル=モアに一歩譲るものの、 その精霊使いとしての力は大魔術師シェルファに勝るとも劣らない。 ENDING 闇の時代にエルフの兄妹エル=モアとエル=ウィンは森の軍勢を率いて邪悪を討ち滅ぼし、 大陸を平和に導くことに成功した。 やがてエルフを中心とする秩序ある共和制が取られ新たな時代が始まるのである。 ・大魔術師シェルファ=フレイア 闇の時代と共に、流星のように現れた混沌の女魔術師。 かつてフォーリア王家に背いて弾圧された魔術師達の末裔を率い、大魔術師団を結成。 永遠の魔術王国を創る為戦陣に立ったと言われるが、真相は分からない。 彼女に関しては謎が多く、その氏素性も不明。彼女自身、悪魔の化身ではないかと言う噂もある。 ENDING 大魔術師シェルファ=フレイアは遂に大陸の覇者となり、女帝として人々をひざまづかせた。 彼女は永遠の命を堪能し、己の意のままに行き、闇の時代が果てることは無かった。 269 バハムート戦記(キャラ別END3) sage 04/03/03 20 43ID tp8xC9js ・ガイラム=グリンダム(巨人族) 巨人族のモットーは「世界の中心は俺達だ」である。 だが、欲の無い彼らは、自分達の領域さえ守られればそれで満足する種族だった。 しかし、巨人族の土地の資源に目をつけたドワーフが、 フォーリア王家を騙して彼らを地下に閉じ込めさせてからは、 ドワーフと人間を憎悪する凶暴な集団へと変化した。 復活した彼らの怒りはもう誰にも止められない。 ENDING 大陸を制覇したガイラム=グリンダム公は満足であった。 ドワーフに続いて、エルフ、人間どもを滅ぼし、 巨人族だけの世界を確立させ、バハムートの王として君臨したのである。 ・大魔王クリムト 最も古くから大陸に存在する悪魔族の王。強大な暗黒の力を使って、一度は大陸支配に成功したが、 フォーリア王家の英雄バルマー卿によって、葬られた。 しかし、今、大陸に暗黒の力が蘇るとクリムトもまた、 亡霊のように地の底から復活し邪悪な野心の下に殺戮を開始した。 一説では、暗黒の力とクリムトとは同じ起源を持つとも言われているが定かではない。 ENDING かつて英雄バルマー卿によって葬られた大魔王クリムトは、 再び大陸の覇権を我が手に掌握し、混沌たる闇の時代を存続させた。 そして、バハムートの復活を夢見るのであった。 270 バハムート戦記(キャラ別END4) sage 04/03/03 20 44ID tp8xC9js ・巨竜ベルフレイム(ドラゴン族) かつて、大魔王クリムトと対立し、激しい戦いの末に命を落とした、ドラゴン族の女王。 クリムトを呪い、復讐を誓って死んだ彼女の怨念は、 闇の時代の暗黒の力に呼応して、再びその力を天空に示すこととなった。 ENDING 天空を舞う強大な赤きドラゴン、ベルフレイムにはもう敵はいない。 ベルフレイムは人間達に生贄を捧げさせ、邪悪なドラゴンとして君臨し恐れられ、 混沌たる闇の時代が終わることは無かったのである。 ・バルマー卿(アンデッド) フォーリア王家の創始者バルマー=フォーリアはクリムトと戦って絶命した後、王家の城の地下で妖刀ベサルスネーガと共に長い眠りについていた。 だが、闇の時代、彼は暗黒の力に操られ恐怖のアンデッドと化して、自らの王家を滅亡に追いこみ、王城を死者の群で埋め尽くした。 死者達の目的を知るものはいない。 ENDING かつて大魔王クリムトを葬ったバルマー卿は、皮肉にも闇の時代の力で邪悪なアンデッドとして蘇り、 ついには大陸に生きているものを葬り去り、バハムートの歴史は彼によって闇に閉ざされた。 284 バハムート戦記(真章1) sage 04/03/04 19 17 ID BFdzzxaI 闇の時代の到来とともに崩壊したフォーリア王家。しかし、若き国王ジーク=フォーリアはフォーリア聖騎士団、 そして忠臣レイモンド卿とともに再びこの大陸に平和をもたらすべく立ちあがった。 大陸の覇権を握ろうとする他勢力と戦いを続ける毎日。そんな最中、レイモンドはジークに対し、 レイモンド単身でアンデッドと化したバルマーを倒しに行きたいと願い出る。 ジークはこれを受け入れ、レイモンドはバルマー討伐の旅に出た。 しばらくして、ジークの下に「バルマー落つ」との知らせが入る。その後、レイモンドが到着し、 バルマーを倒したことを改めてジークに伝え、自らは再び軍師としてジークに仕えるのであった。 やがて、レイモンド卿は軍師としてではなく、一剣士として前線でジークと共に戦うことを望む。 かつてはバルマー卿と共に大魔王クリムトを倒し、この大陸に平和を呼び込むことに成功した白き善の力の使い手にして、 ジークにとっては剣の師匠でもあるレイモンド。その彼の望みを無碍に断ることも出来ず承諾したジークではあるが、 一方で一抹の不安を捨てきれずにいた。 バルマー討伐から帰還したレイモンドが、理由は不明ながら、明らかに以前より衰弱していることに気付いていたのだ。 そのジークの不安は不幸にして現実のものとなる。 再びクリムトを葬るべく戦いを挑んだフォーリア聖騎士団。しかし、戦いの最中にレイモンドがクリムトに深手を受けてしまう。 クリムトはジークの手により撃破されたものの、その時には既にレイモンドは虫の息であった。 自らの死を悟ったレイモンドは言う。 「私はもう駄目だ、ジークよ。よいか、バハムートを目覚めさせてはならん。大いなる邪気は奴のハラを満たしてしまう。 最悪のときは、奴の心臓を、この剣ベサルスネーガで貫け。最後に、わしの命をお前に託す。ジーク=フォーリア…」 そして、ジークにかつてバルマーと共にあった妖刀ベサルスネーガを渡すと静かに息を引き取った。 ベサルスネーガ。本来ならば相手の精気を吸い取ると同時に使い手の命をも奪い取ると言われた妖刀。 しかし、ジークの手に握られたその妖刀が彼の命を奪うようなことは何故か無かった。 これ以降、ジークはベサルスネーガと共に、レイモンドの遺志を継ぐべく戦いを続けることになる。 285 バハムート戦記(真章2) sage 04/03/04 19 19 ID BFdzzxaI 数ヶ月後、ジークとフォーリア聖騎士団の活躍により、バハムート大陸は統一寸前の状態にあった。 しかし、彼らの前には狂戦士バストラル=バインドアウト率いる蛮人の帝国軍が立ちはだかる。 そして決戦の時が来た。ジークはバストラルに対し一騎討ちを申し込む。バストラルはこれを承諾し、 二人は互いの軍勢が、そしてバストラルの義弟にして蛮人帝国の軍師ディーンが見守る中、戦い始める。 バストラルは決して騎士の礼などというものにこだわってジークの申し出を受けたわけではなかった。 彼には一騎討ちならば絶対に勝てるという自信があってのことだった。彼の自信を裏付けるもの、 それは彼の手にする伝説の戦斧、ウインドバーグにあった。 バストラルがかの戦斧を手にして以来、彼は常勝無敗を誇っていたのだ。 しかし、バストラルの余裕はやがて焦りに変わる。 今まで無類の強さを見せ付けていたウインドバーグの力が、ジークの持つ剣には通用しない。 その焦りをジークに付けこまれ、徐々に追いこまれていくバストラル。 「わが弟ディーンよ、助けてくれ!」 バストラルの声に反応し、魔法の呪文を唱え始めるディーン。 これを見たフォーリア聖騎士団は憤慨し、ジークを守るべく突撃を開始する。 しかし、これに呼応して蛮人帝国軍も進撃を開始した。戦場に怒りが、憎悪が、狂気が満ちはじめた。 この様子を見たジークの脳裏に、レイモンドの遺言が蘇った。 『バハムートを目覚めさせてはならん。大いなる邪気は奴のハラを満たしてしまう』 バハムートの目覚め、それが如何なる事象を指すのかは分からなかったが、 この状況はまさしくレイモンドが危惧していたものだということは理解できた。 「いかん、争ってはいかん!!」 しかし、ジークの言葉は遅きに失した。 「時、既に満ち足り」 ディーンの言葉と共に閃光が、衝撃が戦場を走った。 そして、閃光が薄らいだあとのジークの目に映ったものは、バストラルとディーンの二人だけであった。 286 バハムート戦記(真章3) sage 04/03/04 19 20 ID BFdzzxaI あれだけの軍勢が一瞬にして何処に?状況が理解できないジーク。しかし、それはバストラルも同様であった。 「オレ様の軍隊はどこだ?ディーンよ、何をした!」 バストラルの詰問に対し、ディーンは淡々と驚愕の事実を述べる。 自分はバストラルの義弟ディーンなどではないこと、本当のディーンは既に自ら葬り去ったことを。 自らの義弟を殺された恨み、そして今まで自らを欺いた怒りから、バストラルはディーンに突進、ウインドバーグを振りかざす。 しかし、いざディーンに戦斧を振り下ろそうとしたその瞬間、バストラルは忽然と姿を消した。後にウインドバーグのみを残して。 「ようやくバハムートが目覚め始めたか…。バーサーカーとは良く言ったものよ。 バストラルも所詮はただの気の荒い人間であったか。なあ、ジークよ。」 「バハムートの目覚めがそんなにうれしいか?レイモンドさえ警告したことを。 貴様は一体何者だ。バハムートの目覚めとは?答えろ、ディーン!」 「レイモンドが惚れこんだ割には感情的だな、ジークよ。わたしは人間でも悪魔でもない。 神だ。ディーンというのも本当の名ではない。 本当の名は別にある。もっともお前に名乗るほどでも無いがな」 神。この世界には、神が地上に現れたとき、世界が終わるという伝説がある。しかも、神には如何なる攻撃も通用しないと。 ただ1人この平原に残ったジークに対し、ディーンは語り始める。 かつて最高の神が世界の終わりに備え、清き心の人間のために食料を確保する手段とすべく生み出されたバハムート。 かの存在は巨大過ぎるため、神の世界には置いておけない。 さらに、バハムートはエネルギー源としてオーラを、それも勢いのある負のオーラを欲する。 そこで、負のオーラの供給源として、バハムートの背にありとあらゆる生き物を生み出し、 争いを起こさせることでバハムートを餓えさせないようにした。 当然バハムートに負のオーラを与えなければ衰弱しやがては死に至るが、 反面オーラを与えすぎれば暴れ出して手におえなくなる。 実際バハムートはクリムトという存在を自ら生み出し、戦争を起こし負のオーラを供給するよう目論んだ。 やがて、世界の終わりが近づいたため、ディーンは黄金のドラゴンに乗り、 充分に育ったバハムートを最高神に引き渡すべくこの地にやってきた。 ところが、ディーンと同じく神であり、バハムートを暴れさせぬよう管理すべく遣わされたはずのレイモンドは、 ここの人間と親しむうちに、この地に生まれた人間こそが心清き人間だとして、 彼らを守るために平和な世界を作り出すことでバハムートを餓死させようとしていた。 故にディーンは各地に邪悪を呼び起こし、戦乱を起こしバハムートを再び目覚めさせるべく働きかけたのだ。 287 バハムート戦記(真章4) sage 04/03/04 19 22 ID BFdzzxaI 「私は闇の時代を巻き起こし、人間を堕落させ、脅威と殺戮を起こすことに、見事成功した。 クリムトやベルフレイムを復活させ、更にはレイモンドの親友であったバルマーを邪悪なアンデッドとして復活させた。 そして、バハムートは見事に目覚め始めたのだ。」 「バハムートとはもしや…」 「その通りよ。バハムートとはこの大陸そのもの。お前達は奴の背の上で歴史をかたどっていたのよ。 そしてバハムートの目覚めと共にお前達の歴史は幕を閉じる。バストラルのようにどんどん消えていくのだ。 だが、レイモンドの心を受け継ぎ、人間から神になったお前は除いてだが」 そして、レイモンドの力を受け継ぎ神となったジークに対し、自らとともにバハムートを最高神の手に引き渡すよう要求する。 しかし、ジークはレイモンドの遺志、そして自らの意思によりこれを拒絶し、ベサルスネーガをディーンに向ける。 「なるほど、ベサルスネーガを持っているのか。バハムートの心臓を打ち砕き、神すらも切り裂く恐るべき剣。 普通の人間が持てばオーラを奪われ死んでしまうが、レイモンドの力を受け継ぎ神となったお前には関係無いか。 神々の武器を持ったものに神の技は通用しない。先の光でお前とバストラルが生き残ったのはそのためだ。 面倒だが直接倒すしかない」 ディーンは魔術師姿から一転、黄金の甲冑に身を包み、剣をジークに向ける。 「元は人間であった神などが、生粋の神たる私に敵うと思うのか?」 既にバストラルとの戦いで疲労の極地であったジークは、それでもディーンの猛攻になおしばらくは耐えぬいた。 しかし、もはやジークに勝ち目は無いように思われた。 勝利を確信したディーンに対し、うち捨ててあったウインドバーグを掴み背後から急襲する人影が! 「貴様、何故生きている。死んだはずではなかったか、バルマー!」 呪われしアンデッドの姿などではなく、生ある人間の姿でディーンと対峙したバルマー卿は語る。 「レイモンド殿はこの日を予見していた。 クリムト掃討戦のとき、クリムトを葬った私に全てを打ち明けられたレイモンド殿は、 我が魂を邪悪から守るため、私をクリムトと相討ちしたことにして、我が魂をベサルスネーガに封印した。 闇の時代の到来によりアンデッドにされたあと、レイモンド殿は剣より我が魂を解放し、 あろうことか、私を復活させるために自らの力の半分を使い切ってしまったのだ。 そして、完全に回復するまで、精霊の協力で大地の奥で眠っていたのだ。」 288 バハムート戦記(真章5) sage 04/03/04 19 24 ID BFdzzxaI 「レイモンド殿は最後に、ジークと言う若者を助けてくれ、彼は私の子孫だと教えてくれた。 精霊の知らせで彼がクリムトに倒されたのを聞いて涙が止まらなかったよ。 私のために力を使うようなことをしなければ、クリムト如きに遅れを取ることなど無かったものを。 わたしのせいで死んだレイモンド殿のためにもお前を倒す!」 そういうと、バルマーはウインドバーグを携えディーンに立ち向かう。 「たかが人間がそんな玩具で私に敵うと思っているのか?」 「そんなことは百も承知の上!」 ウインドバーグを振りかざしディーンに突進するバルマー卿だが、 たやすくかわされると同時にディーンの剣が彼の胸を貫く。 しかし、そのまま彼はディーンを押さえ込んだ。 「ジークよ、今だ、ディーンを叩ききれ!我が命尽きる前に・・・」 「は、離せ、この野郎、離さんか!」 ジークは勢い良くディーンに突進し、奴の心臓を貫いた。鮮血とともに断末魔を上げるディーン。 やがて、彼の姿は消え去り、あとにはジークとバルマー卿のみが残った。 急いでバルマー卿に回復の魔法をかけるジーク。しかし、バルマー卿の命脈は既に尽きていた。 「良くやってくれた。誇り高い我が子孫よ。後のことは頼んだぞ・・・」 「我が先祖よ、私は貴方のような素晴らしい英雄の血を受け継いだことを誇りに思います。」 バルマー卿はもう一度満足げに笑みを浮かべると、静かに目を閉じ消えていった。 その場に佇み、悲しみの涙を流すジーク。 しばらくして後、全てに決着をつけるべく、歩み始めた。 289 バハムート戦記(真章6) sage 04/03/04 19 26 ID BFdzzxaI バハムートの中心が眠る神殿。 その最深部にあるバハムートの心臓の前にジークはいた。 父王バーフの面影、レイモンドとの厳しい修行、愛する人との出会い、 邪悪との戦いの日々、そして愛する者、信頼するものを失う悲しみ、 様々な思いを胸に秘め、この戦いに終止符を打つべくベサルスネーガを心臓に向けるジーク。 しかし、今まさに心臓を貫こうとしたその瞬間、目の前に黄金のドラゴンが立ちふさがるように舞い降りた。 瞬間ディーンの言葉を思い出す。 『私は黄金のドラゴンに乗りこの地に降り立った』 剣をドラゴンに向けるジークに対し、ドラゴンは静かに語りかけた。 「私は確かにディーンとともにこの地にやってきた。しかし、私の目的は彼とは違う。 私は最高神の密命を受けここに来た。ジークよ、貴方に全てを話そう。」 その後、何が語られたかは誰も知らない。 やがて、バハムートを葬るべく、孤空の彼方より神々の軍団が現れた。 その前に、蒼き鎧をまとい、黄金のドラゴンに跨ったジークがただ1人立ちはだかったという。 FIN
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(投稿者:怨是) 「去年より、盛り上がってる……」 ――1945年4月20日、午後1時。ジークフリートは西地区5番街道沿いの政治喫茶の二階にあるスタッフルームから、眼下の喧騒を眺めていた。 ジークフリートの五年目の誕生日であり、連日開催されている催し事の本番である。祭りはこの日を以ってクライマックスを迎え、帝都ニーベルンゲは歓喜の声で埋め尽くされているようだ。 自分がこの場所に居る事は、大衆には知らされていない。極秘裏に運搬され、裏口からこの部屋へと連れられて来た。タイムスケジュールによれば、数十分後にこの近くでサプライズを提供するらしいのだ。政治喫茶に居る客の一人一人に挨拶をし、握手を交わす。それがこの日の最初の仕事だ。 直ぐ横で、国旗を模した色調のドレスに身を包んだMAIDが目隠しを丁寧に畳んでいる。半年ほど前に皇室親衛隊へ加わったMAIDだ。名をアドレーゼと云う。この政治喫茶を設立したヨハネス・フォン・ハーネルシュタインの保有する、直属のMAIDらしいが、ジークフリートにとってはそれ以上の事を知らないし、興味も湧かなかった。 そのアドレーゼが視線に気付いたのか、温和な笑みに僅かながら眉尻を下げて視線を向ける。 「申し訳ございません、ジークフリート様。この光景をお見せしたくて、ついこのような手荒な手段を」 「……別に、構わない」 ジークは冷たく返答し、再び視線を窓へと戻す。正直な所、ジークはこのアドレーゼというMAIDが苦手だ。今まで接してきたおべんちゃら使いの中でもとびきり頑固であるし、時折視界に入る瞳からは意志というものが丸々欠落してしまっているかのように、輝きが鈍い。 外の人混みを見続けるのにも嫌気が差し、ちらりとアドレーゼを一瞥する。彼女は微笑みつつも少しだけ首を傾げ、こちらの意向を伺った。 ――まるで人形だ。 動きは普通の人間やMAIDと変わらない。むしろ種々の所作は極めて丁寧で、人間であったならホテルの従業員や銀行員が似合っていたであろう程に優美さを感じさせた。しかし、双眸を覗き込んでも何も見えて来ないのだ。果たしてそれはアドレーゼの精神が虚無であり、忠誠心のみで埋め尽くされているのか。それとも意志を悟らせぬよう隠し通しているのか。或いは、混沌が渦巻いているのか。 いずれにせよ親しみの持てる類の感情が全く読み取れず、彼女が常に浮かべている微笑は実に薄ら寒く感じる。 ジークはそれにも辟易して、とうとう目を瞑ってソファへと乱雑に座り込み、天井へと顔を向ける事にした。 「御気分が優れないのですね。お水をお持ち致しましょう」 誰のせいで気分が悪い思っている。と、思わず激昂しそうになるのを寸での所で飲み込み、ジークは緩慢に被りを振った。ザハーラ遠征以来、どうにも気が短くなってしまっている。呼吸を整え、ジークはもう一度、アドレーゼに拒否の視線を送る。 「短時間とはいえ、悪路を車で移動しましたものね。では、医療班の者をお呼び致しましょうか?」 「いや、いい……」 雑踏と生気を感じさせないアドレーゼを交互に見続けたせいで調子が悪くなったとは、とても云えない。 幾ら彼女が気味の悪い性質の持ち主だったとしても、そのような事を云えばきっと彼女は深く傷付く。こちらに対し崇拝に近い感情を抱いているとはいえ、殆ど親交を深めていない相手に「お前のせいだ」などと云われようものなら、二度と立ち直れないかもしれない。持って生まれた気質を指摘された所で、それを是正する労力や時間が途方も無いものであるという事は、誰よりジークがよく理解していた。 だからジークは、天井を向いて別の事を考える様に努めた。 「ええぃ、どうしてわたくしばかりこんな目に」 同時刻、メディシスは皇室親衛隊営舎の仮設倉庫内に居た。ラジオは相変わらず“聖誕祭”の様子を中継している。 当日になってもまだ、プレゼントの仕分けが終わらない。その段取りの悪さにメディシスは奥歯から火花を散らせんばかりの勢いで歯噛みした。この誕生日プレゼントの受け渡しに際して政府は、国民に対し包装は事前に行わない様に指示した。何故ならこの仕分け作業で一度開封し、中身が危険物でないかを確かめた上で何処の誰が何日に届けたもので何番目にここに届いたかを逐一分別せねばならないのだ。 日に数万も届くそれらを、一日中仕分けする。しかもあのジークフリートの。そんな作業が三日も続けば気が滅入るというものだ。 今までは、誕生日プレゼントは一部の政財界人からしか送られて来なかった。が、今年になって一般人からも贈呈出来るようになったのは、ひとえに皇帝の「たったこれだけでは寂しかろう」という一言によるものである。余計な事を云ってくれたものだ。お陰で領事館を留守にしてまでこんな作業に従事せねばならなくなった。 どうやら国民的英雄と目されているらしいジークフリートに、相応しいと云えば相応しい数だ。今年になるまで贈りたくてもそれができなかった国民達が漸く悲願を達成できたのだろうか、若しくはここでプレゼントを贈らねば非国民扱いになるという恐れでも抱いているのか、帝都の外の他の街からもどんどん送られて来る。そのおかげでスタッフは数千人居るものの、一向に未処理のプレゼントが減る気配が無かった。 中には金貨が一枚だけだったり、腐ったケーキ――生もの禁止の通達をご存じなかったのか!――まで存在する。他にも木を掘って作った手作り勲章など、貧乏な家庭の子供が一生懸命にこしらえたであろう涙ぐましいプレゼントもあった。 「とんでもない数ですよね」 作業員の一人がメディシスに語り掛ける。冴えない男だと、メディシスは冷ややかな横目で評した。痩せぎすのその作業員は、作業の手だけは止めずに、虫眼鏡でプレゼントの中身を見ている。とりあえずその熱心さに僅かばかり感服しながら、メディシスは彼の言葉に応じた。 「国民の皆様の大半から贈られていますもの。数が増えるのも道理ですわ」 「それだけジークフリートが愛されてるって事ですね」 「そのようで。貴方はどう思われますの?」 メディシスは溜め息混じりに、作業員に訊ねた。何となく、彼の言葉が他人事に聞こえたからだ。 少なくとも、メディシスは愛していない。看板だけの英雄などに興味も無いし、このような馬鹿げた数のプレゼントを一つ一つ捌いて行くのも、あくまで安全を確認して国民があのMAIDに寄せる好意を無碍にしない様にしてやる為であって、自分は決してジークへの尊敬の念は向けていない。 作業員はプレゼントから眼を離し、やや焦り気味に答える。 「もちろん、ちゃんと尊敬していますよ」 「そう。わたくしはあの女のどこが良いのか解りかねますわ。容姿も、頭脳も、あらゆる仕事も、わたくしの方が絶対に優れていますもの」 これに関しては、絶対の確信があった。百歩譲って性格の悪さは認めよう。二面性のある言動のせいで裏表のある人物像として目されている事も、重々承知している。それに目の前の男は作業員とはいえ、ここは公衆の面前ではない。メディシスは開き直って、小声で彼に問う。 「ねぇ? 作業員さん。わたくしこそ愛されるべきではありませんこと?」 「あぁ申し訳ない、僕はその、妻がおりますので」 誤解された。そう云う意味ではない。メディシスは別に恋愛に対して興味は無く、ジークフリートのように――否、もっと健全な形での羨望の眼差しを求めていたのだ。が、そこはメディシスとて抜かりは無い。男女関係に真面目一辺倒であろう彼の性格に合わせた返しは既に思いついている。 「あら、ごめんあそばせ。ご結婚してらっしゃるなら、そう云って下されば。指輪はお付けになられないのかしら」 「仕事の時は外してるんですよ。ほら、指先使う仕事だと指輪に傷が付いちゃいますし」 「大切にしてらっしゃいますのね」 「結婚は、人生に一度きりですからね。……それで、なんで嫌いなんですか? ジークフリート」 急に話を戻され、メディシスの鼓動が跳ね上がった。例えるなら、静電気に触れてしまった時のような気分だ。メディシスも作業員の先程の様子に負けず劣らず、焦燥した心持で応じてしまう。 「あぁ見えて、湿っぽい輩でしてよ。ウジウジしてて。誰にも頼ろうとしなくて、一人で抱え込んで、いつも誰に対しても遠慮して。そのくせ、眼差しだけは助けを求めてる……どう見ても英雄の器ではありませんわ」 「仲良しなんですね」 「どうしてそんな結論に」 「よほど長い時間接していないと、そこまで見えて来ないものですよ。だからこそ、僕らのような“外側の人間”というのは、外側からの認識しかできない。そう、勇猛で、従順で、寡黙な英雄としか見れないんです」 口が滑ったか、と消沈するメディシスをよそに、作業員は真剣な眼差しで語り始めた。いつの間にか、彼は作業の手を止めている。膨大な数のプレゼントに隠れている為か、監視員がこちらを見咎める事も無い。それを好機と捉えたらしい彼は、熱の篭った演説を止めようとはしなかった。メディシスもまた、久方ぶりに親しみを込めて話しかけてくれる存在を見て、悪い心地がしなかった。 「――まぁその更に外側の人々は、逆にそれを疑問視すると思いますがね。例えばベーエルデー連邦の方々はジークフリートより、ルフトヴァッフェの赤の部隊を統べるシーアのほうが良いとするでしょうし。ここまでは、解りますね」 「えぇ」 「つまるところ、中途半端に関わってしまっている人達が一番身内の本質を見抜けないんです。その点、貴女は素晴らしい観察眼をお持ちの様だし、それで尚且つジークフリートを尊敬できるなら貴女の友情は本物で――」 「――お待ちなさい。わたくしに、ジークと友人関係になれと?」 続けさせたのが間違いか。鳥肌の立つような単語につい身震いし、思わず作業員の話を遮った。 作業員は残念そうな苦笑を見せるだけで、会話を止められた事を責めようとはして来ない。 「おや、違いました? 相手が本当に嫌いなら、あんなに流暢に語ろうとはしない筈ですよ」 「いいえ。本当に嫌いですわ。あんな泣き虫、誰が好き好んで尊敬などしてやるものですか」 メディシスが頬を膨らませていじけたそぶりを見せると、いよいよ作業員がくつくつと噴き出しそうなのを堪え始めた。やい作業員風情め、今の私の何が可笑しいというのか。作業員は肩の震えを何とか押さえ込むと、涙の滲んだ目尻をハンカチで拭いながら口を開く。 「何も崇拝しろとまでは云ってませんよ。好きになれる部分を見つけるだけです。強制はしませんが、今のうちに考えたほうがいいかもしれませんよ。いくら貴女がMAIDだとはいえ、いつ死ぬか判らないご時勢ですし」 そう云うと、作業員は「じゃあ、僕はもうすぐ休憩ですので」と手を振って去って行った。 メディシスは呆気にとられて暫く手を止めてしまっていたが、ふと彼が去り際に残した言葉を思い返し、釈然としない胸中を誤魔化すようにして仕分け作業へと戻った。 ――同日午後1時半。ジークフリートが階下へ降りるや否や観衆が驚愕と共に沈黙してジークを迎え、程無くして軍人達の拍手に端を発して政治喫茶は歓声に包まれた。 どうやら本当に、誰もジークがここに居るとは知らなかったらしい。事前の打ち合わせに拠れば、帝都の各所に建てられた政治喫茶の中からアトランダムに抽選された一店舗に現れるという事で、サプライズを提供する。もちろん国民にはそれを開示せず、抽選は最後まで軍人達の中で行われた。政治喫茶の客のうち、軍服を着ている者らは状況の飲み込みが早かったのはその為だ。 彼らは口々に「お誕生日おめでとうございます!」や「この日を心よりお待ちしておりました!」と、ジークに祝辞を浴びせて来る。ジークもそれそのものに関しては黙って受け入れる他、遣りようが無かった。が、奥底から忍び込んでくるようなおぞましい感情――熱に浮かされた大衆が往々にして、英雄と呼ばれる者に対して抱くような――だけは拒否した。或いは彼らの半分でも、これまでに散って行った戦友達を偲んでくれるのなら、彼らの感情を全身で受け止めても良かった。しかし彼らが目を向けようとしている様子は微塵も感じられない。 狂気だ。長い歴史の中で、突如として人間を丸呑みしてしまう程に巨大な害虫が現れ、それを救うとされている存在に縋り付く過程で、彼らは冷静な判断力を何処かへ放り投げてしまったのだ。ジークは鉄面皮のまま握手を作業的に消化し、彼らの表情を見てその様に断じた。 店内の全員と握手し終わった所で、軍人の一人が場を取り仕切る。 「では、次のプログラムがございますので、店内の皆様は一旦ご着席ください。えぇ、名残惜しいのは私とて同じですとも! 守護女神、鉄壁のジークフリート様がこの場に現れ、滅多に接する機会が無いからこそ、もっと一緒に居たい! それは重々承知ですが、英雄と云うものは得てして多忙なのです。さぁ! 尊敬しているからこそ、ここはジークフリート様のご意思を尊重して差し上げねばなりません!」 白々しい。一様に手を振って見送ってくる彼らを一瞥しながら、政治喫茶を後にする。 外はロープで歩道と車道が区切られ、親衛隊の面々は観客がロープを超えない様に奮闘していた。既にパレードが始まっており、ジークは絢爛豪華な装飾の施された街宣車の一台に乗り込む。このまま目的地まで移動する手筈となっている。専用に用意されたこの街宣車には、愛用の大剣バルムンクが立て掛けられていた。 「……ラジオを」 ジークは傍らに立つ親衛隊に小さくそう呟くと、親衛隊はすぐに車の梯子を降り、ラジオを取り出して持って来た。この空間にジークは堪えかねている。どうせ空虚な栄光に座すくらいなら、ラジオで客観的にどう報じられているかを知ったほうがよほど身の為になると判断した。が、ラジオ越しにリポーターが燃え盛らんばかりの勢いで報道しているだけであり、結局のところジークの心は灰色のままだった。 ついに、あまりの人口密度にラジオが断続的にノイズを発するようになってしまった。 仕方が無いので街宣車の運転手らの会話を上から盗み聞きする事にする。MAIDの身体能力は単純な筋力だけではなく、視力、聴力なども人間に比べると段違いに優れている。故に、この轟音とも表現できる歓声の中であってもすぐ近くの話し声が聞こえるのである。 何やら彼らは、この後のプログラムやプレゼントの仕分けが漸く終わったなどといった内容の話をしているらしかった。 ……不意に、彼らの会話が止む。その後、狼狽した様子で会話が再会された。隣の親衛隊の男も通信を聞いているようで、仕事上のものとはまた違った形で顔を強張らせていた。運転席での彼らの声を聞くに、どうやらこの街へ大型の飛行物体が接近しているという。 「……こんな事をやってる場合じゃない」 ジークがバルムンクに手を伸ばした所で、隣の男が制止した。彼は声を殺して耳打ちする。 「どうか、御辛抱の程を……我々がいたずらに動けば国民が不安になります」 耳打ちを終えて彼が離れた辺りで、ラジオのみならず街頭のスピーカーまでもがノイズだらけになった。民衆は気付いていないが、報道陣の面々は突然の出来事に眼を丸くしている。飛来する物体の影響だろうか。 ――それは違った。電波がジャックされたのだ。しわがれた低い声が、大音量で流れる。 『ごきげんよう、人類諸君。 ワケあって名前は明かせないが、俺はGの一種だ。 プロトファスマと云えば解るか? 解らない奴は学校でよく勉強しな! 今回はとっておきのサプライズを用意した。 聞いて驚け。何とV2ロケットだ! もちろんジークフリート、お前宛だよ。 お前がそこにいる場所の誰よりも高いプレゼントだぜ。 嬉しいだろ? パーティは盛大にやってこそだ。 これから死ぬまで俺達のパーティに付き合ってもらう。いいな? ……あぁそうそう。愛しの皇帝陛下殿に伝えておいてくれ。 “真の栄光を持つ者は、それを軽蔑する者である(Gloriam qui spreverit, veram habebit)”ってな。 じゃあな、あばよ!』 街道は瞬く間に混乱の渦と化した。 先程まで笑顔でパレードを眺めていた国民達は「落ち着いて非難してください」と誘導する軍人達を無視し、皆思い思いの方向へと走り去ろうとする。ジークの隣に立つ親衛隊の男はその様子を見て、顔をしかめて立ち尽くすだけだった。 もう、他の親衛隊の面々は緊急発進しているのだろう。バルムンクの柄を握りながら、ジークは口を開く。 「……私も行く」 「V2ロケットは爆発物ですよ!」 「それでも行く」 「駄目です、死んでしまいます!」 肩を掴む手を振り払いながら、ジークフリートは親衛隊の男を肩越しに睨んだ。無意識ではなく、意識的に。それきり、親衛隊の男は何も云わなくなった。ジークは空へ向けて呟く。 「私のせいで飛んで来たなら、私が決着を付けないでどうするんだ」
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(投稿者:店長) - 「うぉぉぉぉぉりあぁぁぁ!!」 ずん!と地面を大きく踏みしめ、大地に己の足の形を刻み込むように踏みしめる。 コアからのエネルギーが躍動する肉体にさらに力を与え、巨人の剣を高々と振り上げさせる。 そして、重力加速と腕力、そして脚力とありとあらゆるモノを織り交ぜて放たれる一撃。 正に雷が晴天の最中打ち落とされたかのような衝撃と破壊力は、迫るワモンを軽々と数匹纏めて粉砕し、さらに過剰な威力は地面を抉った。 ややめり込んだその刃を強引に引き上げ、さらに第二撃へと繋げる。──その背後からワモンが三匹ほど飛び込んで来る。 「チィ──ッ!?」 奇声を上げて飛び込むワモン。 その一匹が脳天を爆ぜて大地にその身を晒し、二匹が鈍い鉄の刃にかち割られた。 飛び散る体液を被らないように避けながら現れたのは灰色の毛皮──ベルクだ。 「もう少し周囲を見るんだな。ディートリヒ」 「へ、すまねぇな親父さん」 漸くエッケザックスを引き上げ、構えなおしをするディートリヒ。 その間にも近寄るGを片手斧を振るうことで急所を丁寧に効率よく破壊して仕留めていくベルクは修正する。 「三匹目はヒルダ嬢だ。後で礼を言っておけよ」 「へ、やるじゃねーか……よッ!」 しっかりと地面を両足が捉えてのフルスィング。 バットでボールを打つかのように、しかし打ち払われるのは無数のGの醜い肉体。 ウォーリア級は胴を鈍い断面を残して断たれ、ワモンは表面部を削られ内部を晒したりする。 加速の乗った巨人の刃に触れて、無事だったGはいなかった。 一度に無数をなぎ払うディートリヒの攻撃が突風であれば、ベルクの攻撃は鋭く細やかな、ソレでいて致命傷を与える蜂の一撃。 派手さは巨人の刃に到底及ばないが、一度振るえば瞬く間にGをその振るう数だけ仕留めていく。 短く苛烈だが短時間にGの死体を築いていくので、スコア的に考えればディートリヒとベルクはそう大差はなかった。 さらにその近くではシュヴェルテとジークフリートが互いの背中を庇うようにしながら立ち回っていた。 どちらかといえば、ジークフリートの背中側にシュヴェルテが入り込むといったほうが正しいか。 一撃の重さに、ジークフリートの剣術の才能が伺えた。 まだまだ実戦を覚えていない剣だが、それでも十二分にGに対してその威力を振るっていた。 一方のシュヴェルテも負けていない。盾と剣とを巧みに操り、絶え間ない回転で攻撃を繰り出している。 ウォーリア級を一撃必殺するほどの出力はないものの、その足りない攻撃力を手数で補う戦い方だ。 手堅く堅実なその戦い方は、攻撃よりも防御の戦い方。 しかしそれ故に、Gにとって突破しづらい鉄壁となる。 ──そこっ! 前衛で戦っている四人──ディートリヒとベルク、シュヴェルテ、そしてジークフリートの背後から襲おうとする者で特に他の人が気づいていないような対象を優先的にアイアンサイトに納め、引き金を引くヒルデガルド。 スコープを覗いて撃つ様な状況で無い。 それに的が意外と大きいのがヒルダにとって有利に働いた。 頭部や中枢を撃ちぬけば間違いなく仕留めれることを三匹目を撃った辺りで理解したのが大きい。 その隣では、ドロテーアが銃剣を使って縦横無尽な動きを見せていた。 頑丈なストックでウォーリアの頭部を粉砕し、返す一撃でワモンの頭部に銃剣を付きたて、素早く引き金を引く。 銃剣の先の銃口からの閃きを受けてワモンは頭部を吹き飛ばされる。 その反動を利用して銃剣を死体から引き抜き、舞う様に迫る攻撃を回避する。 背後の心配は、無用だった。 ドロテーアは見かけによらず状況を把握するのが上手い。 自身はおろか、周囲にいる見方の周囲すら把握している節がある。 そのおかげか、彼女の周囲はヒルダにとって安全な場所と成っていた。 そしてアイアンサイト越しに、──最前線を見る。 数匹のマンティスに対して、降り注ぐのは黒い雨。 漆黒に金色の装飾が施されたその槍の軌跡が、黒い線の塊にしか見えないほどの連続の突きが容赦なく敵対者を寸断していく。 そして長柄の得物の持ち味を最大限に生かしたなぎ払いは疾風。 彼女、ブリュンヒルデはウォーリア以上の脅威となるような存在に対して優先的に飛び込み、鎧袖一触の言葉通り撃破していく。 そのおかげか、ウォーリアとワモン以外には新人達の下には行っていない。 凡そ脅威となりそうな対象を撃破し終えたブリュンヒルデは、残りを適当にあしらいながら新人の様子を伺う。 特にその目線は、ジークフリートに注がれていた。 「ハァァァッ!」 銀色の軌跡が、最後のウォーリアを切り倒す。 ある程度の数がいたGが、その一撃で倒れた個体を最後に周囲からいなくなっていた。 「……はぁ、はぁ」 「やったな」 「ああ」 「終わり、ましたね」 ディートリヒはその巨剣を肩に担ぎ、ベルクは軽く体液の付いた斧を振るって濯ぐ。 シュヴェルテも疲れた様子で剣を収める。ジークフリートは最後に大きく息を吐くとその剣を鞘に収めた。 その四人の下に援護をしていたヒルデガルドとドロテーアがやってくる。 各々、大小の差はあってもGの体液が体にかかっていた。 「終わったわね……」 最後にドロテーアが自分らが作り上げた無数の死骸を見る。 その間にブリュンヒルデも彼女らの元に来る。 「皆、よく戦いました。……思うこともあるでしょう。ですが、今は無事だったことを喜びましょう」 微笑みながらのその言葉に、全員は自然と頷きで返していた。 ヒルダはその時、最初から抱いていた疑問が再び浮上してきたことを自覚する。 ──ブリュンヒルデとジークフリートに、何か関わりがあるのではないだろうかと。 ☆ 『気になったので無礼を承知で、ブリュンヒルデ様に尋ねてみました。 無論私はしゃべれないので、必然的に筆談になるわけですけど。 ブリュンヒルデ様は私に対して、こう答えてくれました ──私はジークに対して厳しく当たりすぎている。 本当なら、我が子のように愛しいあの子を抱きしめてあげたい。 けど……私はあの子を後継者となってもらいたいのです、と。 そのあと内緒にして欲しい旨とジークを支えてあげて、とブリュンヒルデ様は私におっしゃいました。 ──羨ましい。けど、私はその時からジークフリートを支えようと思ったのでした』 無事に欠員なく帰還したブリュンヒルデらは結果報告を済ませた後は夫々の担当官の元に帰って行く。 ディートリヒやベルクは祝い酒だといってヒルデガルドを誘ったが、彼女は別の用件があるといって断っていた。 目的はただ一つ。この先にいる人に話を伺う──といってもヒルダ自身はしゃべることが出来ないのであるが──ことである。 簡易設営された待機所に一人だけ残っていたブリュンヒルデが、顔を覗かせたヒルデガルドに対して柔らかい笑みを浮かべる。 「いかがしましたか?ヒルデガルド」 ヒルダはそっとメモ帳とペン──筆談に必要なセットである──を取り出し、近くにあったテーブルにメモ帳を置くと、その上にさらさらと丁寧な言葉を書き記していく。 ──ジークフリートに対して、何故あのような態度をとっているのですか? その内容を見たブリュンヒルデは最初は驚き、次には寂しさの混じった笑みを浮かべた。 その表情に少しだけ翳が差していたのはみまちがいでは無いだろう。 「……私はジークに酷いことをしましたから」 ヒルダはただそのあとの言葉を聞く。 その時、待機所の裏に誰かの気配がしたが、ヒルダは敢えていわないでいた。 一瞬だけ見えた群青と白のスカートとかすかに聞こえる具足の音から、──きっと、ジークフリートだろうと推測したからだ。 彼女は告げる。それは懺悔をしに来た罪人のように。 己の犯している罪を沈黙の少女に告白する。 「私はジークにもっと強くなって欲しい。けど、数年と待っているわけにはいかないのです……以後は他言無用です」 ──私の余命は、三ヶ月とないでしょう。 その言葉を聴いてヒルデガルドも……そしておそらくだが、ジークフリートも息を呑んだ。 「私は怖いのです。命を失うことよりも……あの子を、ジークに教えたいことを伝えられず置いて去ることが。 愛しいあの子に、大切なことを全て伝えたい」 あの悲劇を、303作戦の無念を知るだけに。 同じ過ちを繰り返させないために。 そう告げた黒い戦乙女は、自傷ぎみに言葉を吐いた。 「──何を、私はいっているのでしょうか。 こんな母親のような台詞、私に言う資格など無いというのに。 私はあの子に怨まれているというのに……」 ブリュンヒルデの籠手に包まれた手をヒルデガルドの手が握る。 「……ヒルデガルド」 ──貴女は十分に優しいです。 声を発しない、唇だけの言葉をブリュンヒルデは見る。 ──大丈夫です。きっと、貴女の心遣いがジークにきっと届きますよ。 「──ありがとう」 ☆ ジークは戦いの興奮から漸く解放され、一人で散歩をしていた。 久々にブリュンヒルデと出会った。何度か目をあわせた。 それでも、彼女は何も言ってくれなかった。 自然と足は待機所に向かっていた。 他のメードらとの付き合い方を知らず、担当官との仲もいいとはいえないジークフリート。 彼女は孤独の中にいた。 ──ブリュンヒルデ。何故貴女は私を目の敵にするのですか? 初めて見た時に見せた、あの優しい笑みは嘘だったのですか? バルムンクをへし折ったあの時の、冷たい表情が頭に焼きついていた。 ブリュンヒルデを見るたびに、あの日のあの目を思い出す。 侮蔑の篭った、拒絶の目を。 そこに、ヒルデガルドが先に入っていったのを見たジークフリートは、次第になにかドス黒い意思がもたげてきたのを感じた。 ──何故、ヒルデガルドは……! 文句の一つを言ってやろうか、と一瞬考えなかったことも無い。 しかし流石にそれは不味いと臆病なもう一人の自分が静止を促す。 そうした中、待機所の内側からブリュンヒルデの声が聞こえてきた。 「──私の余命は、三ヶ月とないでしょう」 突然の告白に、ジークは固まってしまった。 搾り出すように紡がれる彼女の言葉は、ジークの耳に……本人が思っていた以上にすんなりと入ってきた。 ──私は怖いのです。命を失うことよりも……あの子を、ジークに教えたいことを伝えられず置いて去ることが。 愛しいあの子に、大切なことを全て伝えたい。 ──何を、私はいっているのでしょうか。 こんな母親のような台詞、私に言う資格など無いというのに。 私はあの子に怨まれているというのに……。 銀の髪の少女に、一滴の涙がこぼれた。 自分以上に、ブリュンヒルデは自分ののことを思ってくれていた。 私は正にあの人の”娘”なのだ。あの人は、あの日からずっと私を愛してくれていたのだ! 漏れそうな嗚咽を噛み殺し、ジークは落ちる涙を拭った。 『きっと、こっそり聞いていたジークフリートはブリュンヒルデ様の思いを受け取ったと信じています。 だって、……あの二人はまさしく親子ですから。 本人がいくら否定しても、私は断言できる。 ジークフリートはまさしく、ブリュンヒルデ様に愛されていると……』 関連
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【種別】 用語 【用語】 頭が高い! 【よみがな】 ずがたかい! 【使用話】 第23話、第24話、第49話 高貴な振る舞いをするジークに無礼な事をするとこの言葉を言いくちごたえした者を小さくしてしまう。 小さく出来るのはイマジンのみ。モモ、ウラ、キン、デネブは小さくされてしまった。 しかし効力は一定の時間だけ。もどる時は場所を選ばないので注意が必要。 最終話、ジークはデンライナーで現代につれてこられ良太郎たちの助っ人として戦いに加わる。デスイマジンを撃退しイマジンの未来が消滅したのと同時にすべてのイマジンもまた消滅した。良太郎はこの事に涙するもデンライナーで過ごした4人のイマジン+ジークは良太郎との様々な思い出と共に消滅をまぬがれた。しかし良太郎がシリアスモードで感傷に浸っている時に出るに出られずいつもの調子で騒ぎはじめる。隠れているのにジークが出し抜こうとして立ち上がった時に反対にモモタロスらに頭が高いとジークのキメ台詞で注意される。こんなやりとりをしているうちに良太郎にみつかってしまう。 【関連するページ】 用語 第23話 第24話 W良太郎
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22 名前: まおっこ5 投稿日: 2007/08/10(金) 00 20 34.41 ID yLPqKAaF0 エルがパラディン(ジークの付き人)にフルボッコにされた日から、三週間が経った。 自分は囚われた姫だとエルに嘘をついているジークは、相変わらず正体がばれやしないかと冷や冷やする毎日を送っていた。 その間エルは徐々に魔族達とうち解けていき、戦争をしていることなど忘れているのではないかと思うほど。 そんなある日のこと。 ジークは部屋で足をぱたぱたさせながら、本を読んで暇を潰していた。 そんなジークの元にパラディンが息を切らして駆け込んでくる。 23 名前: まおっこ5 投稿日: 2007/08/10(金) 00 22 54.73 ID yLPqKAaF0 「魔王様!」 「パ、パラディン! 静かにしろ! エルに聞こえたらどうする!」 「も、申し訳ございません……しかし、ま……ジーク様にご報告することがありまして……」 ぼそぼそとジークに耳打ちするパラディン。 その内容は驚くべきものだった。 24 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/08/10(金) 00 26 53.94 ID yLPqKAaF0 いいですかジーク様。 この数週間、私は城にいる者たちに密かに女体化のことを調べさせました。 そして遂に女体化と魔力喪失に関する記述を見つけたのです。 そ、それは本当か。 はい。女体化に関してはあまり詳しい事は分からなかったのですが、魔力喪失の謎は解けました。 呪いです。 呪い……。 魔族の体にある、魔力を生み出すコアを封印する呪い。 これが魔力喪失の謎でした。 と、解く方法はあるのか? そこまではわかりませんでした。 しかし、呪いは表裏一体となり形を成す魔法の一種。 つまり必ず解く方法があるということです。 これからその呪いを解く方法を探しに行くのです。 探すだと? 一体何処へ探しに行くと言うのだ。 この世の全ての呪いを知り尽くしていると言われている、あの魔女の元へ行くのです。 まさか……。 ええ、嘆きの森の魔女、リリージョの元へ……。 27 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/08/10(金) 00 31 18.48 ID yLPqKAaF0 「何やってんだ?」 いつの間にか部屋の入り口に立っていたエルに、二人は飛び上がるほど驚いた。 「ジ、ジーク様のご様子を、確認しに来た所だ。では私は戻るとする」 ローブの下は冷や汗だらだらのパラディンは、歯切れの悪い言い訳を残しつつ部屋を出て行った。 部屋に残されたエルとジーク。 気まずい空気が流れる。 「な、なあ。部屋にこもってるのも何だから、ダイニングのテラスに行かないか? あそこの景色は最高だぜ」 幼少の頃から見飽きる程見てきたジークにとって、何を今更という感じだ。 しかし囚われの姫を演じ続けてきたので、外の空気を吸う機会がめっきり減ってしまったのも事実。 迷った末、ジークはテラスに行く方に決めた。 28 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/08/10(金) 00 32 07.84 ID yLPqKAaF0 「おおー、やっぱここはすげーな」 魔王の城は断崖絶壁に建っている。 そして城自体がかなり高く作られているので、その最上階のテラスからの景色はまさに絶景。 エルはテラスに体を預け、うっとりとした目で景色を眺めていた。 しかし、ここは魔界。 木々は毒々しい紫色。 天気は例え晴れたとしても薄暗い。 なぜなら空を照らす太陽が、地上の世界に比べて光が弱く、色も赤黒く濁っているからだ。 濁った空。 腐った森。 暗い海。 地上に比べれば、地獄のような風景だ。 29 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/08/10(金) 00 35 38.63 ID yLPqKAaF0 「この風景がそんなに良いのか」 自嘲気味にジークは言った。 「地上には豊かな緑がある。青い空がある。澄んだ水がある。綺麗な空気がある。 ここにあるのは腐臭を放つ食肉植物や、浄化しなければ飲めない腐った水。血よりもどす黒い色の太陽。 こんな景色、一体何が良いというのだ」 「……」 エルは背中を向けたまま、それには答えなかった。 31 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/08/10(金) 00 38 11.75 ID yLPqKAaF0 「神は不公平だ。人間とエルフに楽園を与え、我らを地獄に押し込めた」 「だから、地上に侵攻しようとした……てか」 振り返ったエルは、真っ赤な太陽に照らされて、体中から血を流しているように見えた。 ジークの鮮やかであった銀髪も、今では太陽の光によって血の色となっている。 「違う! 私たちの先祖は、ただ地上との国交が欲しかっただけだ。侵攻ではない。話し合いで済むはずだった。 先に手を出したのは……お前ら人間の方ではないか!」 「……」 32 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/08/10(金) 00 38 38.63 ID yLPqKAaF0 ぎゅあ、ぎゅあと、魔界のカラスの鳴き声がおどろおどろしくその場に響いた。 エルとジークは見つめ合ったまま、動かなかった。 随分と長い間、二人は沈黙のまま見つめ合っていたが、先にこの沈黙を破ったのは、エルだった。 「おそらく、史実ではそうだ。こちらに来てわかったが、寿命が長い分、魔族の間では歴史に関する文献が多く、正確らしい。 でも地上では、人間では違う。歴史は幾度となくねじまげられた。俺が学校で教わった戦史はこうだ」 一拍おいてエルは言った。 「魔族が人間達を虐殺し、地上を奪おうとした。勇敢な先祖達は剣を取り、長きに渡る聖戦が始まった、とな」 「ち、違う! 虐殺したのは……」 「そう。人間だ」 エルは、腰につけた鞘から剣を抜いた。 太陽から降り注ぐ真っ赤な光線が刀身に反射する。 33 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/08/10(金) 00 40 16.44 ID yLPqKAaF0 「蔑みだ。全てはあんたら、魔族達を蔑む人間達の愚行から始まったんだ。 俺たちは弱い。自分より下を作らないと、安心できないんだ。それがたまたま、種族の違うあんたら魔族だったんだ。 とまあこれは歴史に関する個人的見解だけどな」 「貴様はどうなのだ」 真っ直ぐエルを見据えるジークの目は、太陽の光によって赤黒く光っていた。 まるでジークの中の憎悪を映し出しているようだった。 「俺は……そうだな。蔑み、か。よくわからねえけど、俺の場合ちょっと特殊でな」 エルは剣を鞘にしまった。 そして、泣いているようにも見える笑顔で、言った。 34 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/08/10(金) 00 41 39.93 ID yLPqKAaF0 「俺、人間じゃないんだ」 生ぬるい風が、二人の間を吹き抜けた。 35 名前: まおっこ5 投稿日: 2007/08/10(金) 00 43 49.86 ID yLPqKAaF0 「な……どういう、ことだ」 エルは何も言わず、ジークの横を通り抜けテラスから部屋の中へと入っていった。 魔法陣が発動した音がして、エルが部屋から出て行ったのがわかった。 ジークはその場で、しばらく動けなかった。 (あやつは、一体……) ~to be continued~
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